チャートってどう使う?

株式投資キホンのキ/ 日興フロッギー編集部とんぼせんせい

前回、株価のトレンド(=方向性)を確認する手段として株価チャートをご紹介しました。自分の投資期間に合ったチャートを確認することで、大まかなトレンドを把握することができます。

ではそのチャートをどう使えば、うまく売買に活かすことができるのでしょうか。代表的なチャートの形を例にしながら、売買のタイミングを考えていきます。
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Point.1 基本は「トレンドの転換」で買う・売る

株を買うときは誰しも、なるべく安いところで買い、なるべく高いところで売りたいものです。しかし、最も株価が高いとき(最高値)や、最も安いとき(最安値)で売り買いをするのはプロでも難しいことです。

そこでおさえておきたいのが、トレンドの転換点を狙うこと。下落トレンドから上昇トレンドに変わったタイミングがわかれば、最安値でなくても、それに近い株価で買うことができるのです。

株価が下落トレンドもしくは横ばいになっている状態から、「前回の重要な高値」を超えたことを確認できれば、その株価は上昇トレンドに転換した可能性が高いと言えます。こうしたチャートを確認してから買うことで、利益を得る可能性が高まるのです。

Point.2 チャートの「三角形」を見つけたら大きな変動に注意

株価チャートは、上がったり下がったりを繰り返して、同じ価格帯をいったりきたりするケースもあります。その中でさらに徐々に株価のブレ幅が狭くなるような状況を「三角保ち合い(さんかくもちあい)」と呼びます。

このようなケースでは、多くの投資家が買いか売りかを考えあぐねている状態を表しています。最終的には一方向にトレンドが急転換するケースがあるので注意が必要です。こんな時は直前の高値・安値を比較して、トレンド転換のタイミングを見逃さないようにしましょう。もしくは、余計なリスクを取りたくないのであれば、この株は持たないほうが、無難と言えます。

そのほかにも、株価チャートには様々な意味や、その後の株価を予感させる形があります。いずれも株価を完全に予測するものでないので注意が必要ですが、うまく活用すれば、大けがをするリスクを回避するのに役立ちます。

<まとめ>
Point.1 「前回の重要な高値・安値を超えた」ことを確認して、 トレンドの転換点で売買しよう
Point.2 「三角保ち合い」の後は、トレンドの急転換に注意!