ドルコスト平均法ってなあに?

株式投資キホンのキ/ 日興フロッギー編集部とんぼせんせい

「買い時がわからないから投資を始められない」「いつも買うタイミングに失敗して、損を抱えてばかりいる」ーーそんな人におすすめなのが、「ドルコスト平均法」という買い方です。
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Point.1 ドルコスト平均法3つのメリット

ドルコスト平均法とは、「定期的に」「一定金額分」を買っていく方法です。このドルコスト平均法には以下の3つのメリットがあります。

1.平均買付単価を抑えることができる
2.時間分散によるリスク軽減効果が期待できる
3.心理的な負担が少なくて済む

たとえば、下図のように株価が動くケースで考えていきましょう。1万円ずつ4回に分けて株を買う方法(ドルコスト平均法)と、毎回100株ずつ株を買う方法(定量購入法)を比べると、ドルコスト平均法では、平均取得単価が1株あたり85.7円と低く抑えることができます。

また、ドルコスト平均法を用いると、値動きの大きな株などを複数回に分けて買うため、高値づかみすることを避けられます。さらに購入単価を平均的な価格で取得できるというリスク軽減効果が期待できます。さらになんといっても、機械的に買い続けるという行為の良い点は、購入タイミングをいちいち考えなくて済むところにあります。こうした心理的な負担が少なくて済むのも、思いのほか大きなメリットです。

Point.2 日興フロッギーなら毎日100円投資ができる!

日興フロッギーなら、毎日1銘柄につき100円から個別株に投資することができます。1ヵ月間毎営業日買い続けても、必要なのは2000円程度。分散効果を得られて心理的な負担が少なくて済むドルコスト平均法と、日興フロッギーを併せて活用すれば、気軽に好きな会社への定額積立投資が可能となります。

実際に、2015年から毎日500円を日経平均株価に投資したケースを見てみましょう。
2015年1月から2019年2月18日まで、毎日500円投資すると、投資総額は50万5500円です。それに対し運用資産額は55万3201円で、なんと約5万円プラスになりました。

※上記は、過去の一定期間を分析したものであり、将来の動向等を示唆、保証するものではありません。

株価は上がったり下がったりするため、値動きを予想することは難しいのですが、機械的に買い続けるだけで着実に資産を増やせたことがわかりますね。ぜひみなさんも、お気に入りの企業を見つけて、1日100円や500円投資を始めてみてはいかがでしょうか。

事例のように「日経平均株価に投資をしたい!」とお考えになった方は、以下のような指数に連動するように運用されているETF(上場投資信託)に投資をしてみてはいかがでしょうか。日経平均以外にも、第7回でご紹介したTOPIXや、金など貴金属価格に連動するもの、値動きが指数の2倍になるものなどがあります。気になる銘柄やETFなどをチェックして、今日から「毎日100円投資」をスタートしてみませんか?

※レバレッジ型・インバーズ型ETFについて、ご留意事項をご確認ください

日経225連動型上場投資信託
TOPIX連動型上場投資信託
純金上場信託(現物国内保管型)
WTI原油価格連動型上場投信
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信
TOPIXブル2倍上場投信

<まとめ>
Point.1 ドルコスト平均法なら、①取得単価を抑えて、②時間分散によるリスク軽減効果を得ながら、③心理的な負担を少なくして投資を続けることができる
Point.2 日興フロッギーならドルコスト平均法を使った「毎日100円投資」ができる
*本資料掲載時点で、WTI原油価格連動型上場投信は日本証券金融の注意喚起銘柄に指定されています。