本当はみんな大好き!
お金の話をします。
「え、そんなことないよ~ お金より大切なものってあるよ~」
なーんてピュアな人は、この先は読まないで
「小公女セーラ」を読んで出直してきてください!
「家なき子」でも可!
私は現在、とてもありがたいことに
企業や書籍などの漫画を10本ほど連載させて頂いてます。
これだけ吐くほど働いてるので
そこそこ稼がせてもらってると思います。
この先どうなるかわからないけど。
独立する前の、会社員のころの収入に比べると
3倍くらいにはなってると思います。
昔の私が、今の私を見たら、恐喝されるかもしれません。
私の絵はこんなかんじなので(察して)
絵のテクニックは全くもって教えられません。
お金についても、本当は私よりもっと稼いでいる
スーパーレジェンドな漫画家さんや
イラストレーターさんはたくさんいます。
でも……
みんな、お金の話なんかしないやん。
でも……
絵で食べていくのって厳しいやん。
だから、少しでも共有できたらと思います。
今までどんなことをして年収が上がったか、
安定するようになったか、
そのトリガーは何なのか?
独立したころからの年収と仕事内容をグラフにして
記憶を辿っていこうと思います。
私も、こんなふうに
過去の自分を振り返る機会なかったのでドキドキです!
え、こんなもん?
2011年と2017年あたり……
宝くじ当たったんか!?
なんか増えてますね。
これは、アレですね……
・・・・・・・・・・・・・・・
アレアレ…………
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・???
わかんないね。
よし、独立した2010年から遡ってみよう~!
頑張って思い出せ、私の脳みそ!
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【2010年】
・イラストの仕事はなく、店のロゴなどを制作。
・ブログで痛々しいポエム付きのブログを更新。
独立することを伝えると、読者の代理店やライターの方が仕事くれた。
・友人に「仕事くれ」と言い回っていたら、テレビ局や代理店を紹介してくれて仕事に繋がった。
・通っていた病院や美容院でタダでデザインさせてもらい実績を増やした。
【2011年】
・結婚して拠点が大阪から東京に移る。
・ホームページを立ち上げるが反応なし。
・出版社に2週間集中してアポをとり売り込み。
・元会社の上司が超大手企業のイラストの仕事をくれ
それがきっかけでギャグタッチの評価を得る。
【2012年】
・夫が仕事を辞めて、地元の大阪に戻る。
・妊娠したけどお金がなくて地元で営業かけまくる。
・売り込んだ出版社やホームページから仕事がくる。
・週刊誌で初連載スタート
週刊誌を見た編集やエージェントから仕事がくる。
・夫、転職。
【2013年~2015年】
・出産・育児のため、営業はせず既存の仕事をメインに活動
・2014年
ブログのランキングサイトから依頼があり、初めてエッセイ漫画
「新米かーちゃんがテケトー料理をはじめたらどエライことになりました。」主婦の友から出版。
・イラストレーターズ通信に登録し、定期的に仕事がくる。
【2016年】
・デザインは辞めて、漫画とイラストのみの仕事に絞る。
・ツイッター開始。
・夫、また転職w
【2017年】
・イラストレーターユニット柿間久留乃プロダクション結成。(柿プロ)
・livedoorブログでコミックエッセイ「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」連載開始。漫画家部門1位になる。
【2018年】
・ブログ「隙あら」とツイッター経由で、
エッセイ漫画の仕事が増える。
・週刊誌、雑誌、企業PRの漫画を10本連載。
・営業をしなくても仕事をもらえるようになる。
・夫、またまた転職www
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グラフと照らし合わせるとわかりますように
年収が大きく上がってるところをチェックすると…
2つの時期で収入が大きくアップしています。
☑︎第2回収入アップ期(2017年~2018年)
それぞれを見ていくと……
☑︎第1回収入アップ期(2011年~2012年)
2011年~2012年
・元会社の上司が某有名メーカーのイラストの仕事をくれ、それがきっかけでギャグタッチの評価を得る。
・夫が仕事を辞めて、地元の大阪に戻る。
・妊娠が判明するものの、
お金がなくて地元で営業かけまくる。
・夫、転職。
この時、特に低収入から急激に増えました。
妊娠中だったのにも関わらず……!
そうだ、そうです、この頃……
そこそこ収入のいい会社で働いていた夫が、いろいろあって仕事を辞めたんです。
その年のうちに転職はしたものの、年収は半分になり、翌年の税金がやばすぎて……
辛すぎて記憶に蓋してました。
絶対にお金が必要な状況だったので、収入を上げるしかない状況だったんですね。
あと、産後にフリーランスを継続して働きたかったので、
動けるうちに営業しておこうと思ってました。
お腹も大きいし、私もすごく焦っていたので、
周りの人も一緒に焦って仕事を探してくれました。
こうやって振り返ると、仕事がない時はほとんど人に助けられています。
友人やクライアントに「イラストレーターになりたい」と言いまくっていたので、
応援してくれる人も現れて、少しずつイラストの仕事も増えていきました。
やりたいことや夢を声に出して言うことは大切ですね。
・絶対にお金が必要な状況だった。
・やりたいことを周りに伝えたら周りの人が応援してくれた。
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第2回収入アップ期(2017年~2018年)
次はこちらを見てみましょう。
第2回収入アップ期の方が大幅アップしてます。
そのトリガーは……
2017年~2018年
・イラストレーターユニット「柿間久留乃プロダクション」結成。(柿プロ)
・livedoorブログでコミックエッセイ「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」連載開始。
漫画家部門1位になる。
・ブログ「隙あら」とツイッター経由で、エッセイ漫画の仕事が増える。
柿プロの存在がめっちゃ大きいです。
柿プロとは「柿間久留乃プロダクション」の略で、飲み仲……
いや、心意志の高いイラストレーター仲間とのユニットです。
イラストレーターやフリーランス向けに赤裸々トークセッションを開催しています。
昨年4回開催しましたが全回満員御礼!
メンバーのさらえみさんとイシバシチカさんと出会って、
私の収入は上がりました。
仕事が増えた以上に、大切な、基本的なこと……
自分で自分のイラストに値段をつけるのがとても臆病だったんですね。
交渉なんて一切することなく、今ではビックリするほど安値で受けていました。
断られるのが嫌で、自ら安くお見積もりを出すこともありました。
でも二人から、「かわぐちの漫画はもっと価値があるんだよ」って教えてもらって考え直したんですね。
このリアルな単価アップの話は、今度詳しく書きますね。
書ききれないので。
そして、ブログ「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」を連載したこと。
これは本当に大きい恩恵を受けました。
本当はずっとコミックエッセイを描きたかった。
2014年に「新米かーちゃんがテケトー料理をはじめたら、どエライことになりました。」を出版して以来、
エッセイの仕事は一度も依頼がありませんでした。
それならもう、勝手に連載しよう!と思って、始めました。
今では「『隙あら』を読みました」と言ってご依頼くださるクライアント様が多いです。
自分をさらけ出しまくりの漫画なので、親近感も持ってくださるみたいです。
仕事もスムーズです。
今は自ら営業にいくことは滅多にありません。
交通費も浮いて、ありがたいです!
・やりたい仕事を自分で発信する。
・自分の作品の価値を理解して単価を決める。同業の仲間に相談する。
まとまりましたーーーー!!!
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・絶対にお金が必要な状況だった。
・やりたいことを周りに伝えたら周りの人が応援してくれた。
・やりたい仕事を自分で発信する。
・自分の作品の価値を理解して単価を決める。同業の仲間に相談する。
ちょっとフンワリしてるところもありますが
それはまたおいおい……
ここ、特に聞きたい! というところがあったら教えてくださいね!
今回は独立から今までの収入アップした理由を分析してみました。
夫の転職が結局トリガーになってる気がします。
もし夫が、お金持ちエリートだったら、私ここまで働いてないと思います。
「安心」「安定」より、「危機感」「不安定」が
人を動かすのかもしれませんね。
でもそろそろ落ち着いて働いてほしいですね!
ただね……
夫が転職しまくってるトリガーになってるのは、多分私なんですよね。
「何それウケる」という方は
ブログ「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」
を読んでね!
今後もnoteではフリーランスやイラストレーター向けの赤裸々記事を書けたらなと思っています。
私はほぼここにいるので、気軽に声かけてください。
ではまたね〜!