アップルがiPhoneの第2世代機であるiPhone 3Gを発売したのは2008年7月11日。その日から毎日1ドルずつ積み立て投資をしていたら、いまの評価額は1万3860ドルになっています(2020年2月28日終値ベース、累計つみたて額:2929ドル)。
ピーク時は5倍以上の1万6579ドル!
いまや私たちの身の回りで当たり前のような存在となったiPhoneやMacBook。こうしたデジタル社会に欠かせないアイテムを多く製造・販売しているのが米国の大手IT企業アップルです。
アップルが日本で幅広く知れ渡るようになったきっかけは、2008年のiPhone 3Gの発売でした。その発売日である2008年7月11日から、仮に毎日1ドルずつアップルの株を買っていたとすると、2929ドルのつみたて額に対して、評価額は1万3860ドル。1ドル=105円換算で、約146万円に達することになります。
ピーク時はなんと1万6579ドル! つみたて額の5倍以上に増えていました。
マイナスになったのはリーマン・ショック直後だけ
iPhone 3Gが発売された直後に、リーマン・ショック(2008年9月)が発生。そのため株式市場が大きく崩れ、業績が好調だったアップルの株価も低迷が続きました。
しかし2009年3月に、株価が反発し始めたことから、つみたて評価額も徐々に上昇。評価額がつみたて額を下回ったのは2009年3月31日を最後に、その後一度もありませんでした。
カリスマ経営者であるスティーブ・ジョブズ氏が2011年に死去するなど、アップルにとって決して楽な経営環境ではありませんでした。しかし、iPadやApple Watchなど主力となる新製品を武器に、業績と株価を伸ばしてきたのです。
「生活に欠かせないもの」から、つみたて投資を始めよう
数ある日米の株式市場から第二のアップルを見つけるのは、なかなか難しいかもしれません。しかし、自分の身の回りにあるもので「これは最近欠かせないものになってきたなぁ」「友達で持つ人が増えてきた」といった気づきは見つけやすいのではないでしょうか。
こうした生活の中にある気づきから、めぼしい銘柄を見つけて、コツコツとつみたて投資をスタートすると、いずれ大きなリターンとなって返ってくるかもしれません。日興フロッギーなら100円から毎日投資することが可能です。ぜひチャレンジしてみてください。