貧乏人は安いものが好きだ。そして金持ちは貧乏人よりさらに安いものが好きだ。だから金持ちになったんだ。

たった1分で人生を変えちゃう、お金の名言/ 日興フロッギー編集部ウィスット ポンニミット

松本清という名前、どこかで見たことがないだろうか。そう、ドラッグストアチェーン大手「マツモトキヨシ」の創業者である。松本は行動力抜群のアイデアマンで、自身が開業した松本薬舗(マツモトキヨシグループの前身)1店舗の時代から、客を呼ぼうとさまざまな工夫をした。例えば、品物が少なく見えないように空箱を陳列する。見世物の猿を飼って話題を呼ぶなど、ユニークなエピソードに事欠かない。そんな松本の名言は、物事の本質を突いている。高級マンションに住んで、毎日高い服を着て高価なシャンパンなんて開けて暮らしていたら、お金は出ていくばかりで貯まるはずがない。どんな事業にも、成功の裏には地道な努力がある。お金持ちも同じで、一見華やかそうな人もきっと、ガッチリ節約する一面を持っているはずだ。苦労して貯めたお金だからこそ、大切に使う。そんな風に思える人が真のお金持ちになるんだろう。

■松本清(実業家、政治家)
1909~1973年。星製薬商業学校(現・星薬科大学)を卒業後、千葉県松戸市に松本薬舗を開業。これがのちにドラッグストアチェーン日本最大手の「マツモトキヨシ」になる。1969年、千葉県松戸市市長に当選。市政改革に取り組み、市民の困りごとに対処する「すぐやる課」を創設するなど、話題を呼んだ。
名言の選出協力:石原壮一郎『大人養成講座番外編 お金を極める100の名言』
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