角田陽一郎/バラエティプロデューサー
(「お金を語るのはカッコいい・バラエティ・プロデューサーが語る未来のお金」より)
これからは、インターネットでどんどん人がつながる時代です。たとえば、ミュージシャンがインターネットで楽曲を発表して、その返礼として「リンゴが食べたい」と言います。それを見ていた農家が、喜んでリンゴを差し出す。ミュージシャンは「1リスペクト」みたいな、感謝をあらわすポイントを農家にあげる。こういう貨幣を介さないモノの交換が、どんどん増えていくのではないでしょうか。
会社やお金という、現代の僕たちが社会のインフラだと思っているシステムが崩れていく。これって、まさに「革命」ですよね。そして、僕が関わるメディアも、いま大きな変化の渦中にあります。
カエル先生の一言
このインタビューが行われたのが2017年。未曾有の危機を乗り越え、角田さんが描いていた未来は今現実になろうとしているのかもしれません。