「つみたてNISA」で始める自分年金づくり

もっと知りたい!SMBC日興証券でできること/ 日興フロッギー編集部岡田 丈

自動でつみたて投資ができる「つみたてNISA」。利益が非課税になるだけでなく、低コストで世界中の株式に投資することで、老後の資産形成の大きなサポートになります。そこで今回はSMBC日興証券で始める「つみたてNISA」について解説します。

つみたてNISAのメリット4つ

つみたてNISAのメリットは大きく分けて4つあります。

①運用益が非課税
②自動で「つみたて投資」ができる
③低コストで投資ができる
④いつでも解約して引き出せる

メリット①運用益が非課税

一般NISAやつみたてNISAでは、利益にかかる税金が非課税になります。これは想像以上に大きなメリットです(つみたてNISAの非課税枠は毎年40万円×20年間=800万円)。

たとえば投資元本が30万円で、40万円に値上がりしたので売却しようと考えた時の利益は10万円です。通常、ここから利益に対して20.315%もの税金が課され、10万円から2万315円引かれてしまいます。でも、一般NISAやつみたてNISAであれば、この税金がかかりません。「NISAを使っていない人は損している」と言っても過言ではありません。

メリット②自動で「つみたて投資」ができる

つみたてNISAを使うと、自動で毎月つみたて投資をすることができます。一度に購入するよりも、「定期的に」「一定金額分」ずつ投資することで、時間分散の効果を得ることができます。これをドルコスト平均法と言います。

ドルコスト平均法の特徴
1.平均買付単価を抑えることができる
2.時間分散によるリスク軽減効果が期待できる
3.心理的負担が少なくて済む

ドルコスト平均法を使うと、値動きの大きな株などを高値づかみしてしまうことを避けることができ、結果的に平均的な価格で取得できることになります。つまりリスク軽減効果が期待できるのです。さらに購入タイミングをいちいち考えなくて済むので、心理的な負担が少ない点もメリットとして挙げられます。

メリット③低コストで投資ができる

投資をするときには、できる限りコストを抑えることも重要です。実はつみたてNISAでは、購入時手数料はすべて無料(ノーロード)です! さらに信託報酬(運用コスト)も上限が決まっていて、7割以上の投資信託で0.5%未満となっています(2020年7月3日時点のSMBC日興証券取扱銘柄ベース)。つまりコストが高すぎるせいで、パフォーマンスが大きく悪化するという可能性はほとんどありません。

カエル先生の一言

信託報酬とは、投資信託の運用中にかかるコストのこと。別に支払うのではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して何%」といった形で毎日差し引かれます。一般的に特定の指数への連動を目指すインデックスファンドのほうが、ファンドマネージャーの手腕が問われるアクティブファンドより信託報酬が低い傾向があります。コスト重視ならまずはインデックスファンドから始めるのが良いかも。

メリット④いつでも解約して引き出せる

つみたてNISAを「資産」として考えたとき、自由に解約できて引き出せることも重要なポイントの1つです。「老後のため」と積み立て始めた資産であっても、人生いつどんなことでお金が必要になるかわかりません。積み立ての効果を最大限享受するには、できる限り長期で保有することがオススメですが、急な資金ニーズにもつみたてNISAは対応可能です。

「めんどくさがり」で「コスト重視」な人にこそオススメ

つみたてNISAは、投資初心者はもちろん、忙しくてマーケットを見る時間がない人や、コストをなるべく抑えたい人にもオススメです。運用コストが低い商品ばかりで、最初の設定だけ決めてしまえば、あとは自動で積み立ててくれる「つみたてNISA」。面倒なことが苦手な人こそ、このお得でメリットがいっぱいな制度を活用して、将来の自分年金づくりに役立ててみてはいかがでしょうか。

「つみたてNISA」を始める3step

最後に「つみたてNISA」の始め方を実際の画面と共にご紹介します。

step.1 つみたてNISA口座を開く
step.2 投資信託を選ぶ
step.3 実際に買ってみよう!

step.1つみたてNISA口座を開く

当社に証券口座をお持ちでない方は、こちらから「証券総合口座」と「つみたてNISA口座」をお申し込みください。すでに当社の総合口座をお持ちの方はこちらからつみたてNISAの書類請求を行ってください。

他社からのNISA乗り換えをご検討の方はこちら
一般NISAから「つみたてNISA」への切り替えをご希望の方はこちらをご確認ください

step.2投資信託を選ぶ

当社の「つみたてNISA」で買える投資信託は全部で147銘柄です。

中でもフロッギー編集部オススメの投資信託は、下記のインデックスタイプの6銘柄です! いずれも運用コストである信託報酬が低く、様々な国の株式に投資することができる投信です。

※各ファンドの詳細なリスク・手数料等については目論見書をご参照ください。
・eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
・三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
・eMAXIS Slim新興国株式インデックス

step.3実際に買ってみよう!

ここでは、フロッギー編集部オススメの中からスマホで「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を毎月1万円ずつ買う方法について具体的に見ていきましょう。ちなみに、2001年6月から世界株インデックスに毎月1万円ずつ投資をしていたら、つみたて額228万円に対して、評価額は507万円になっていました(2020年5月末時点)。


オンライントレード(日興イージートレード)にログインしたら、「投資信託・投信つみたてプラン」を選択してください。

「人気のテーマで選ぶ」から「つみたてNISA」を選択。

ファンド一覧から「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(8927)」を選択し、目論見書を確認したうえで、「積立を申込む」ボタンを押してください。

カートへ追加した銘柄を確認し、「つみたてプランの設定へ」を選択します。

次に毎月投資する金額を入力しましょう。「つみたてNISAを設定する」のチェックを入れるのをお忘れなく!

つみたて額の合計などを確認したら、次は支払方法を選びましょう。引落日はAコース(毎月12日)とBコース(毎月26日)から選ぶことができます。

最後に設定内容を確認し、「この内容で設定する」を押せば完了です。


PCからつみたてNISA(投信つみたてプラン)を設定する方法についてはこちらをご参照ください。

低コストで世界中の株式に自動でつみたて投資ができる「つみたてNISA」。これから投資を始めたいという人や、運用コストをなるべく抑えたいという人はぜひ活用してください!

SMBC日興証券のHPで「つみたてNISA」を確認する
つみたてNISAご利用にあたってのご留意事項

※投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により上下するので、これにより投資元本を割り込む恐れがあります。