リクルートHDが上場後の株価低迷期を経て明確に高値を更新したのが2016年10月18日。そのときから毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は14.3万円になっています(2020年8月31日終値ベース)。
最高で14.4万円
結婚情報サイト「ゼクシィ」や住宅サイト「SUUMO」、旅行サイト「じゃらん」などを展開する「 リクルートHD 」。そのリクルートHDを2016年の高値更新時から、毎日100円つみたてていたら、最高で14.4万円に達していました。
業績好調な「HRテクノロジー事業」
リクルートHDは「HRテクノロジー事業」「メディア&ソリューション事業」「人材派遣事業」の3つの事業を展開しています。特にいま稼ぎ頭になっているのが、Indeedを含むHRテクノロジー事業です。このIndeedは2012年に買収したもので、2017年度以降、徐々に業績を伸ばしてきました。
好調な業績と高値更新がシグナルに
2014年10月に上場してから2016年春にかけて横ばい推移が続いていた同社の株価でしたが、その業績の伸びを確認するように株価も上昇に転じました。そして2016年10月18日に直近の高値を更新して以降、株価はみるみる上昇。買収した事業が花開き始めたことと、高値の更新を合図に、株価はその後2020年のコロナショック直前まで高値を更新しつづけました。
「業績の伸び」と「高値の更新」この2つがそろうと、大きな株価上昇のきっかけになることがあるようです。つみたて投資を始める際の1つのシグナルとして覚えておきたいですね。