世界中の株を100円で! ETF7本が新たに追加

記事から株が買える投資サービス・日興フロッギーの歩き方/ 日興フロッギー編集部高橋 由季

東京証券取引所に上場している約3900銘柄が買える日興フロッギー。10月9日から海外の株式に投資ができるETF7本が買えるようになりました! そこで今回はETFのメリットや、編集部おすすめのETF投資法をお伝えします。

海外の株に投資するETFが追加に

今回新しく追加されたETFは以下の7本です。世界全体の株に投資できるものや、先進国株、米国株に投資できるものなどがラインアップされています。日本株だけでなく海外株への投資もチャレンジしてみたい、という方はまずこの中から選んでみましょう。

上場インデックス世界株式(MSCI ACWI)
上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信
上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり
Iシェアーズ S&P500米国株 ETF(為替ヘッジあり)

そもそもETFって何?

ETFとはExchange Traded Fundの略称で、株価指数など特定の指標に連動することを目標に運用される上場投資信託のことを言います。たとえば、日経平均株価に連動するETFは、日経平均とほぼ同じ値動きをします。つまりそのETFを持っていれば、日々ニュースで目にする日経平均と同じように価格が上下します。

また株式以外にも、債券や金、原油といったさまざまな金融商品に連動するETFがあります。個別株に投資をする以外に、さまざまな資産に手軽に投資することができるのがETFなのです。

日興フロッギーでETFを買うメリット3つ

メリット1.分散投資が100円からできる
メリット2.手数料がかからない(100万円以下の買い)
メリット3.金額指定で買える

メリット1.分散投資が100円からできる

ETFへ投資することで得られる最大のメリットとされているのが、「手軽に分散投資できること」です。たとえば実際に世界中の株式会社の株を買おうとすると、該当銘柄は数万社におよび、取得するのに必要な金額は膨大になります。しかし、ETFを使えば、個人投資家でもカンタンに世界中の資産に投資することができます。

しかも、フロッギーならそれが100円からできます! ワンコインで世界中の会社に投資できるというのは、個人投資家にとって大きなメリットの1つと言えます。

メリット2.手数料がかからない(100万円以下の買い)

一般的には、ETFに投資をする際は、通常の株取引と同じく売買手数料がかかります。しかし、フロッギーで扱っているETFであれば、手数料無料で買うことができます(100万円以下の買いのみ)。

「日興フロッギーの手数料について」を読む

メリット3.金額指定で買える

通常、ETFを買うときは1口単位や10口単位など口数単位で買います。価格はETFによってバラバラなため、必要となる約定金額も銘柄ごとに異なります。

一方で、フロッギーではすべての採用銘柄を金額指定で買うことができます。しかも100円単位で買えるので、たとえば追加された7本のETFをすべて1000円ずつ買うといったことも可能です。さらに、毎日100円ずつ購入するといったことも可能なので、「世界の株を毎日100円ずつ買う」といったこともできちゃいます。

オススメは「世界株ETFのつみたて投資」

「これからETFで投資を始めたい」「積み立てるならどの銘柄よいか迷っている」という方にオススメなのが、世界株に連動するETFのつみたて投資です。

世界株ETFに毎日100円つみたて投資をしたら34万円

たとえば、今回追加となった「上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本」に上場日(2011年3月8日)から毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、積み立て額23万円に対していまの評価額は34万円になっています(2020年9月30日終値ベース)。

新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい、株価が大きく下落した2020年3月においても、積み立て額を下回ることなく、運用することができました。ちなみに自動で定期定額買付を設定したい場合は、日興イージートレードから「キンカブ定期定額買付」機能を活用すると便利です。

「投資の定石! ドルコスト平均法で株を買う方法」を読む

なぜ世界株ETFが良いか

世界株ETFをオススメする背景には、「最も株価が上がる国を、毎年当て続けることはプロでも難しい」ということが挙げられます。下図は2010年以降の各国の代表的な株価指数の年間パフォーマンスランキングです。1位の国が毎年のように入れ替わっている様子がうかがえます。

世界中のマーケット環境や個別企業などをくまなく調べるのは至難の業です。ましてや、どの国の株が最も上がるのかを予想して的中させることは、ほぼ不可能と言っても過言ではありません。中長期で見れば緩やかに成長が続く世界全体に投資ができるETFを使って、手軽に資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。

なお、上記以外に日興フロッギーで買えるETFは以下の通りです。

※本記事の内容は過去の一定期間を分析したものであり、将来の動向等を示唆、保証するものではありません。
※以下の銘柄は記事執筆時点で、証券金融会社の注意喚起銘柄に指定されています。
1554 上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本
2513 NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
2514 NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信
2562 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり
2521 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり