森永乳業41万円。100円つみたてしていたら

あの日、あの時から、100円毎日つみたてしていたら/ 日興フロッギー編集部チチチ

「森永のおいしい牛乳」や「ビヒダス」、「マウントレーニア」などでおなじみの森永乳業。同社が海外事業で力を入れているドイツ・Milei GmbH(ミライ)社を完全子会社化したのが2012年5月です。そのときから毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は41万円になっています(2020年11月30日終値ベース)。

最高で46万円

国内の飲料市場などがやや頭打ち感がある中、同社は中期経営計画にて海外売上高比率を15%に拡大させることを掲げています(2019年3月期:5.0%)。そんな「 森永乳業 」を、海外事業の要であるミライ社を完全子会社化した2012年5月から、毎日100円つみたてていたら、最高で46万円に達していました。

つみたて額の2.5倍に

業績の伸びや海外事業の成長性などが評価され、株価は2017年にかけて大きく上昇しました。そのため、評価額はつみたて額に対して2.5倍にも増えました。ちなみに、評価額がつみたて額を下回ったのは144日間ありますが、2013年7月末以降はつみたて額を下回ることなく推移しています。

からだを中から強くする「ラクトフェリン」

ミライ社は、機能性素材「ラクトフェリン」の生産量で世界トップシェアです。「ラクトフェリン」とは、からだを中から強くする成分で、ウイルスや細菌に対して、感染防御する働きがあることが分かっています。初乳にも多く含まれていて、乳児を守る機能を持っています。そのため、育児用ミルクやサプリメントなど幅広い分野で活用され始めています。

海外展開のカギを握るミライ社に注目

世界的な健康意識の高まりなどから、ラクトフェリンのニーズは今後さらに拡大する見込みです。2021年4月にはその製造能力を増強し、これまでの約2倍にまで生産量を引き上げる予定となっています。今後の同社の海外展開のカギを握る拠点として今後も注目が集まりそうです。

企業の成長戦略に沿った「投資」が行われたタイミングは、つみたて投資の始め時かもしれません。気になる企業のニュースをチェックして、成長戦略を実現させる積極的な企業の「投資」に着目してみてはいかがでしょうか。

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本記事は、つみたて投資を解説するものであり、素材として取り上げた企業への投資を推奨するものではありません。原則として原稿作成時点における情報に基づいて作成しております。また、記載された価格、数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。