「最初は、群馬のホームセンターの片隅で作業服を売っていた」by 小濱英之

今こそ響く!フロッギー金言集/ 日興フロッギー編集部

小濱英之/ワークマン代表取締役社長

(「上場企業の社長に聞く! 夢とお金の本質・ワークマン 小濱英之社長 」より)

ワークマンが生まれたのは、今から約40年前の1980年。最初は、群馬のホームセンターの片隅で作業服を売っていたんですよ。

でも当時の代表だった土屋(編集註:土屋嘉雄創業社長)が、「なんでも兵庫に、社員がすごくイキイキと楽しそうに働いている作業服の専門店があるらしい」という噂を聞きつけ、視察に行ったんですね。

そうしたら、本当にそこはすごいお店だった。毎朝、大工さんだったり、工事現場の方だったり、厨房で働いている職人さんたちが大勢来店し、店員と楽しそうに会話をしながら、その日使用する軍手だったり作業服を買っている。まだ作業服の専門店がほとんどなかった時代です。土屋は大きなインスピレーションを得て、群馬県伊勢崎市に専門店として「職人の店 ワークマン」を立ち上げました。15坪の小さなお店です。

カエル先生の一言

新業態ワークマンプラスも好調なワークマン。その根底には、ファンであるお客さまの期待を絶対に裏切らない小濱社長の思いがありました。