世界の高級ヘルメット市場でトップシェアのSHOEI。そのSHOEIを上場した2004年7月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は308万円になっています(2021年7月30日始値ベース)。
最高で341万円
「 SHOEI 」1959年に東京で一般用ヘルメットの製造からスタートしました。以降、レース用のヘルメットを世界に展開し、その安全性や品質の高さなどから数々の名だたるレーサーをはじめ、世界中のライダーたちに愛用されています。
そんなSHOEIが株式市場に上場したのが2004年7月。その2004年7月から、SHOEIを毎日100円つみたてていたら、最高で341万円に達していました。
つみたて評価額は最高で834%に!
また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で834%に達していました。
足元では、国内外で新型コロナウイルス感染拡大による影響がみられるものの、順調な業績拡大が続いています。国内では、ライダーの高齢化により、ヘルメットの高級モデルへの移行が進んでおり、単価の上昇につながっています。
また、中国を中心としたアジア地域などではニーズ拡大が継続していることから、売上が前年同期比でなんと倍増しています。
トップシェア企業に着目
同社のように主要製品でトップシェアを維持している企業は、価格コントロールもしやすく、業績が安定しやすいという傾向があります。
ニッチな市場であったとしても、特定の部品や製品のトップシェアである企業は、つみたて投資の検討先の1つといえるかもしれませんね。