釣り具「ダイワ」ブランドやゴルフ・テニス用具を展開する「グローブライド」。そのグローブライドを会社名が変更(旧社名:ダイワ精工)となった2009年10月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は175万円になっています(2021年9月30日始値ベース)。
最高で191万円
「ダイワ」ブランドで釣り具世界トップシェアを誇る同社。その「 グローブライド 」を「ダイワ精工」から社名変更した2009年10月から、毎日100円つみたてていたら、最高で191万円に達していました。
最近では、3密を避けられるスポーツとして、釣りやテニスなどのニーズは高く、同社の業績は好調です。2022年3月期の第1四半期決算は、大幅な増収営業増益となり、株価も右肩上がりの状況となっています。
つみたて評価額は最高で650%に!
また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で650%に達していました。
業績が好調なことから、今期も増配を会社は予想しており、5期連続で増配となる見込みです。また、同社は9月末で1:2の株式分割を実施しました。単元株の金額が下がったことで、株式購入のハードルも下がり、さらなる個人投資家層の広がりも期待できそうです。
一昔前は”おじさんの趣味”というイメージも強かった「釣り」。しかし、最近ではスポーツの1つとして若い人や女性にも人気になってきました。釣り具情報や、地域ごとの釣り情報動画などを確認できるアプリもリリースするなど、マーケットの拡大を促す施策も多数実施しています。
昔からある分野でも、時流にうまく乗っている事業を展開していたり、自らマーケットを拡大させる製品・サービスを生み出す企業は、つみたて投資の候補の1つになりそうですね。