高配当にアニメ・ロボットも! テーマETF13本を追加

私が日興フロッギーでETFを買う理由/ 日興フロッギー編集部高橋 由季

日興フロッギーで買えるETFに、新たな仲間がさらに加わりました! 今回追加されたのは、高配当株だけに投資をするETFや、ゲーム&アニメなどテーマごとにまとめて買うことができるETFなど13本です。各ETFの特徴や組入銘柄などをチェックしてみましょう!

高配当株の「詰め合わせセット」

フロッギーでも人気な投資テーマの1つが「高配当」株への投資。自分で企業の分析をして、コレ! という銘柄に出会えるのが理想ですが、なかなか簡単にはいかない場合もあります。

そんなときにまずは検討したいのが、高配当株だけで構成されている「 グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式ETF 」です。

組み入れられているのは、自動車ディーラーの「VTホールディングス」や、自動車ローンを手がける「ジャックス」、新潟県を地盤とする金融機関「第四北越フィナンシャルグループ」などです(組入銘柄はいずれも10月26日時点で確認できるもの。以下同様)。

組入上位10銘柄だけを見ても、10月21日時点の予想配当利回り(日経予想)は単純平均で4.47%となっており、TOPIXの利回り1.84%と比べると、高い水準になっています。

組入銘柄や株価パフォーマンスをファクトシートでチェックする

なお、このETFは年に4回分配金が出る仕組みとなっており、過去の実績は以下の通りです。「常に配当金を多く出す銘柄を持っていたい」「個別銘柄の状況を調べるのは少し面倒」という方は、検討してみても良いかもしれません。

私たちの生活に欠かせない「物流」を支える施設

Amazonや楽天など、もはや私たちの生活になくてはならないeコマース。そんなeコマースを支える物流施設を運営しているのが、物流型REIT(不動産投資法人)です。

さらにそれらにまとめて投資できるのが「 グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF 」です。

組入銘柄は、「日本プロロジスリート投資法人」や「GLP投資法人」などで、物流型リートが幅広くカバーされています。直近1年間の分配金実績は以下のようになっており、隔月で分配されるのが特徴的なETFと言えます。

組入銘柄や株価パフォーマンスをファクトシートでチェックする

日本のデジタル社会をリードする会社たち

クラウド・コンピューティングやサイバーセキュリティ、ストリーミング、ゲームなど、デジタル・イノベーションに関連した商品・サービスを提供している企業にまとめて投資できるのが「 グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式 ETF 」です。

銘柄は、医療機器や半導体向け材料を手がける「富士フイルムホールディングス」や、ヤフー、LINEなどネットサービス国内大手の「Zホールディングス」などが組み入れられています。デジタル社会に無くてはならない、最先端の企業群に投資ができるETFと言えそうですね。

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現代のインフラ「eコマース」のETF

PCやスマホの普及によって、生活のインフラにもなりつつあるAmazonや楽天などの「eコマース」。また、最近ではメルカリなど個人間の取引をサポートするサービスも増えています。そうしたeコマースに関連する企業にまるっと投資できるのが「 グローバルX eコマース-日本株式 ETF 」です。

銘柄は、Yahoo!ショッピングやPayPayモールなどを運営する「Zホールディングス」、ZOZOTOWNを運営する「ZOZO」、価格ドットコムなどを手がける「カカクコム」などが組み入れられています。

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「ガバナンス」「財務」で評価の高い会社

コーポレート・ガバナンスおよび財務クオリティの面で評価の高い企業に投資ができるのが、「 グローバルX MSCI ガバナンス・クオリティ-日本株式 ETF 」です。

コーポレート・ガバナンス(Corporate Governance)とは、「企業統治」と日本語では訳されます。「会社は経営者のものではなく、資本を投下している株主のもの」という考え方のもと、企業経営を監視する仕組みのことを指します。

組入銘柄としては、FA(自動化された工場)におけるセンサーを手がける「キーエンス」やコンタクトレンズ・医療用レンズなどを展開する「HOYA」などです。

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地球をクリーンにする日本の精鋭たち

エネルギーの貯蔵や効率化、汚染・資源管理、再生可能エネルギーの活用といった、いわゆるクリーンテック関連事業を行っている会社に投資できるのが「 グローバルX クリーンテック ESG-日本株式 ETF 」です。

組入銘柄は、エアコン世界首位の「ダイキン工業」や、衛生陶器やウォシュレットを手がける「TOTO」、太陽発電や風力発電の部材を製造する「TDK」などがあります。

世界でも大きなムーブメントになっているクリーンテック関連への投資。個別株への投資と併せて、ETFも候補の1つにしてみても良いかもしれませんね。

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産業の生産性アップをサポートする会社

製造業の効率化に欠かせない産業ロボットや、ビッグデータ、IoTなどロボティクス(ロボット工学)およびAIに関連した商品・サービスを展開する企業にまとめて投資できるのが「 グローバルX ロボティクス&AI-日本株式 ETF 」です。

企業としては、工場のセンサーを製造する「キーエンス」やAI技術研究を手がける「サイバーエージェント」、センサーやコントローラーなど工場の制御機器を開発する「オムロン」などが組み入れられています。

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大切な家族の健康を支える会社

高齢社会に欠かせない最先端の医療サービス。そんなバイオ医薬品やバイオ医療サービス・ソフトウェア、医療機器、総合医薬品など、バイオテクノロジーおよび医療テクノロジーを手がける企業に投資できるのが「 グローバルX バイオ&メドテック-日本株式 ETF 」です。

組入銘柄は、医師の的確な診断のサポートとなる医用機器を製造する「島津製作所」や、胃カメラをはじめとした内視鏡などを展開する「オリンパス」、カテーテルなど心臓疾患分野の医療機器に強みを持つ「テルモ」などが挙げられます。

ご自身だけなく、ご家族がこうした最先端の医療技術のお世話になったという方も多いのではないでしょうか。そんな医療サービスへの投資もETFで可能です。

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日本のエンタメ界オールスターが集結!

世界に誇る日本の文化の1つに、ゲームやアニメ・漫画などがあります。こうした強力なコンテンツを制作する企業だけに投資するETFが「 グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETF 」です。

ゲーム事業が好調な「ソニーグループ」や、『ウマ娘 プリティーダービー』など大ヒットスマホゲームを手掛ける「サイバーエージェント」、ガンダムやウルトラマンといった強力なIP(知的財産)を保有する「バンダイナムコHD」などが主に組み入れられています。国内外で活躍する日本のコンテンツ力にまるっと投資をしたい方にオススメです。

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成長する海外で活躍する企業

日本はすでに人口が減少するステージに入っていますが、世界を見渡すとまだまだ成長中の国・地域が数多くあります。そんな成長する海外での売上高比率が高い企業だけを集めたETFが「 グローバルX グローバルリーダーズ ESG-日本株式 ETF 」です。

組入企業は、求人情報検索エンジン「Indeed」などで海外展開する「リクルートHD」や、家電だけでなく映画などコンテンツでも海外で収益を上げる「ソニーグループ」、半導体製造装置で世界3位の「東京エレクトロン」などがあります。

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その他にも、半導体の製造や加工、製造装置、素材などを手がける企業に投資ができる「 グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF 」や、旅行関連サービスや仮想世界(AR、VR)など私たちに娯楽サービスを提供してくれる企業への投資ができる「 グローバルX レジャー&エンターテインメント-日本株式 ETF 」、金属鉱業や金属製造、金属貿易などを事業としてになっている企業に投資ができる「 グローバルX メタルビジネス-日本株式 ETF 」があります。

株式指数だけでなく、成長テーマや特定分野の企業にも投資ができるETF。個別銘柄への投資と併せて活用することで、リスクを分散させたり、資産の幅を広げたりすることができるかもしれませんね。

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※投資の際は最新のETFの目論見書や運用報告書などをご確認ください。