クボタ62万円。100円つみたてしていたら

あの日、あの時から、100円毎日つみたてしていたら/ 日興フロッギー編集部チチチ

農業機械や上下水道設備などを世界中で展開するクボタ。そんなクボタを同社がタイにトラクタ工場を建設・完成した2009年3月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は62万円になっています(2021年11月30日始値ベース)。

最高で68万円

クボタ 」は、事業の中で農業機械を含む「機械」事業が、売上の約8割を占めています。

特に海外部門は機械事業の8割(売上高ベース)を占めており、同社にとって海外の農業機械の売れ行き動向はとても重要な要素となっていることがわかります。

そうした中、同社がアジアへ進出する足がかりとなった出来事のひとつが、タイにおけるトラクタ工場の建設です。当初はタイ国内に向けた生産のみでしたが、現在ではアジア周辺国への輸出拠点としても活躍しています。

そのタイのトラクタ工場が建設されたた2009年3月から、毎日100円つみたてていたら、最高で68万円に達していました。

つみたて評価額は最高で237%に!

また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で237%に達していました。

足元では、新型コロナウイルス流行の影響により工場が停止するなど、生産状況に影響が出た局面もありました。

ただ、食糧に対するニーズは変わらないどころか、長期的にはむしろ温暖化の影響などを受け、需要増が見込まれます。

経済活動が再開した地域から、同社の手がける農業機械に対するニーズはますます高まるのではないでしょうか。

中長期的に見て揺るがないニーズを捉えている企業や、海外展開の起点をつくるタイミングは、つみたて投資の候補になるかもしれませんね。

定期定額でつみたて投資してみる(日興イージートレード)

本記事は、つみたて投資を解説するものであり、素材として取り上げた企業への投資を推奨するものではありません。