KDDI 120万円。100円つみたてしていたら

あの日、あの時から、100円毎日つみたてしていたら/ 日興フロッギー編集部チチチ

携帯電話事業「au」でおなじみの「 KDDI 」。流行に敏感な若い世代から、現在支持されているのはiPhoneですが、それよりも前に「デザイン」で社会の注目を集めた携帯電話がありました。それがauから発売された「INFOBAR(インフォバー)」です。

そんなKDDIをインフォバーが発売された2003年10月から、毎日100円ずつつみたて投資をしていたら、いまの評価額は120万円になっています(2022年2月28日始値ベース)。

最高で123万円

自由なアプローチで、それまでにない魅力とアイデアを備えた携帯電話を提案しようと立ち上がったのが2001年の「au Design project」。その第一弾として、プロダクトデザイナー深澤直人氏とのコラボレーションで完成したのがインフォバー でした。

そんなインフォバーが発売した2003年10月から、毎日100円つみたてていたら、最高で123万円に達していました

つみたて評価額は最高で311%に!

また、つみたて額に対する評価額の倍率をみると、最高で311%に達していました。

同社を業績面でみると、2000年以降、20期連続で営業増益を達成しています。携帯電話やスマートフォンの普及などを追い風に、業績を伸ばし続けている様子がうかがえます。

20期連続で増配予定!

また、そうした好調な業績とともに、株主還元も積極的に実施しています。2021年度も業績の好調が見込まれることから、1株当たり配当金は20期連続で増配が見込まれています(会社予想)。継続的な増配は、つみたて投資を検討する上でもうれしい材料の1つですね。
個別企業のつみたてを考える際は、その会社が行う事業の成長性に加えて、株主還元策の方針などにも目を配ることが大切かもしれません。持続的な「増益+増配」の銘柄が、つみたて候補の1つと言えそうです。

定期定額でつみたて投資してみる(日興イージートレード)

本記事は、つみたて投資を解説するものであり、素材として取り上げた銘柄への投資を推奨するものではありません。