外食大好き! オトクな食事券がもらえる優待5選【9~2月】

カエルくんと選ぼう! うれしい優待銘柄/ ケイリーン・フォールズ日興フロッギー編集部

レストランや居酒屋などで使って、お得に飲食が楽しめる食事優待券。店舗が近くにあるなど利用しやすい銘柄を選ぶことが大切なポイントです。

今回は、9~2月に優待権利確定する銘柄の中から、1枚100円分の優待券で使い勝手のいい「トリドールHD」、無料でバーガーやサイドメニューを食べられる「日本マクドナルドHD」など、食事優待券の定番5銘柄の情報をお届けします!

※銘柄によって権利確定月が異なるので注意しましょう。権利付最終日は、それぞれの権利月の権利確定日の2営業日前です。日興フロッギーで購入して優待をもらう場合には、権利確定日の4営業日前までに単元株以上になるよう購入してください。
※NISA口座は、同一年内に単元株数に達した場合のみ、単元株に振り替えられます。複数年にまたがった買付けで単元株数に達した場合は、振り替えは行われず、従って株主優待を受け取ることはできません。
※単元未満株の優待(端株優待)であっても、日興フロッギーでは単元株数以上保有していないと優待はもらえません。

【9月/3月】
100株で年間6000円分のうどんが食べられる【トリドールHD】

■銘柄名(コード):トリドールHD(3397)
■優待権利月:9月/3月(年2回)
■最低投資金額:39万4500円(9/7終値3945円×100株)
■配当金額(会社予想):7.5円
■予想配当利回り:0.19%

傘下に、セルフ形式で本格的な讃岐うどんを提供する「丸亀製麺」や、炭火焼鳥・釜めしの「とりどーる」などを抱える純粋持株会社の「 トリドールHD 」。国内外の店舗数は、直営とFC等を合わせて1886店舗です(8月末時点)。

2024年3月期第1四半期は、主力の「丸亀製麺」でテレビCMやフェア商品などの効果があったことなどから四半期としては過去最高の売上収益を実現。全体の売上収益も、四半期決算としては過去最高となりました。

なお、通期の会社計画は2ケタの増収ながらも、2ケタの減益を見込んでいます。ただ、第1四半期時点で上期の営業利益予想(会社予想)を超過するなど上振れて進捗しているため、第2四半期で修正計画の開示を検討しているとのことです。

株主優待は、100円分の優待券を100株以上で30枚、200株以上で40枚、1000株以上で100枚、2000株以上なら150枚です。100株でも年間6000円分がもらえます。

100円券なので使い勝手がよく、利用枚数の上限がないのも便利! 長期保有優遇制度もあり、200株以上を1年以上継続保有した場合には100円優待券がさらに30枚も追加されます。

「丸亀製麺」をはじめ、「とりどーる」や「コナズ珈琲」、「譚仔三哥」など自社グループのさまざまな店舗(券売機利用店舗及び一部の店舗を除く)で使えますよ!

【12月/6月】
マクドナルドで好きなバーガー&サイドメニューを【日本マクドナルドHD】

■銘柄名(コード):日本マクドナルドHD(2702)
■優待権利月:12月/6月(年2回)
■最低投資金額:57万3000円(9/7終値5730円×100株)
■配当金額(会社予想):39円
■予想配当利回り:0.68%

誰もが知るハンバーガーチェーンの「日本マクドナルド」を傘下に抱える「 日本マクドナルドHD 」。

現在は、2024年度を最終年度とする中期経営計画を進めていて、「ブランド」「メニュー・バリュー」「店舗・デジタル・ピープル」の3つの取り組みから、持続的な成長を目指しています。

8月末時点の国内店舗数は、直営・FCを合わせて2966店です。2023年12月期第2四半期(累計期間)は増収増益を達成。概ね想定の範囲で進捗しているとしていて、通期の会社予想も増収増益を見込んでいます。

株主優待は、冊子タイプの優待食事券です。1冊の中にバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券が6枚ずつ入っていて、100株以上で1冊、300株以上で3冊、500株以上では5冊もらえます。

商品引換券は、3枚まとめてバリューセットに使ってもいいし、切り離してお好みのバーガーやドリンクの単品利用もOK。切り離して使えるので、家族や友人に渡すこともできます。

数量限定品など一部を除いて、期間限定バーガーに使えるのもうれしいですね! なお、デリバリーやモバイルオーダーには使用できません。

【12月/6月】
アツアツのたこ焼きを、キンッと冷えたハイボールで【ホットランド】

■銘柄名(コード):ホットランド(3196)
■優待権利月:12月/6月(年2回)
■最低投資金額:16万9000円(9/7終値1690円×100株)
■配当金額(会社予想):7円
■予想配当利回り:0.41%

1991年設立で、1997年に「築地銀だこ」1号店を開いた「 ホットランド 」。

現在は「築地銀だこ」のほか、たこ焼きとハイボールを楽しめる「銀だこハイボール酒場」、−9℃に冷やした石板のうえでアイスクリームとフルーツやナッツをミックスする「コールド・ストーン・クリーマリー」など、自社及びグループ会社で多数の業態を展開しています。店舗数は、直営とFCなどを合わせて国内外に722店舗(2023年6月末時点)。

2023年12月期第2四半期(累計期間)は、3月1日より商品価格の改定を行いましたが売上は堅調に推移していて、前年同期比で2ケタの増収、また営業利益についても2ケタの増益となりました(新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金等がなくなったこと等から経常利益は2ケタ減益)。通期の会社予想も、2ケタの増収、2ケタの減益を見込んでいます。

優待内容は、100株以上で1500円分、500株以上で7500円分、1000株以上では1万5000円分の株主優待券です。「築地銀だこ」をはじめとするグループ各店で利用可能です(一部店舗を除く)。

500株ちょうど、1000株ちょうどの保有なら、100株保有時の5倍、10倍の株主優待券がもらえて、お得度が下がらないのもうれしいポイント。複数単元を保有する際に参考にしてみてくださいね。

【1月/7月】
焼き鳥居酒屋トリキで使える食事優待券【鳥貴族HD】

■銘柄名(コード):鳥貴族HD(3193)
■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:31万2500円(9/7終値3125円×100株)
■配当金額(会社予想):10円
■予想配当利回り:0.32%

鳥貴族HD 」は、傘下に「鳥貴族」や「TORIKI BURGER」を抱える純粋持株会社です。

現在は「焼鳥」から「チキンフード」への事業領域拡大とグローバル化を目指して、長期ビジョンとして「グローバルチキンフードカンパニー」を掲げています。直営・FCなどを合わせた店舗数は1137店(8月末時点)です。

2023年7月期は、主力の「鳥貴族」の売上高が想定を上回って推移していることから、6月9日に通期の会社予想を売上高・利益共に上方修正。修正後の通期予想は前期比63.0%増収、58.8%減益を見込んでいて、配当については、前期比6円増配の10円を予定しています。

優待内容は、100株以上で1000円分、300株以上で3000円分、500株以上で5000円分の食事優待券(電子チケット)です。

株主に送付されたQRコードをスマートフォンで読み込むことで利用可能です。なお、スマートフォンを使用していない人は、店舗にQRコードを持っていけば使えるので安心ですね。

利用できるのは、「鳥貴族」と「TORIKI BURGER」の全店舗です。「鳥貴族」は全品税込360円なので、100株保有でも2品、自腹で80円足せば3品食べられますね!

【2月/8月】
餃子にしようか、それともラーメン? 自社商品でも【イートアンドHD】

■銘柄名(コード):イートアンドHD(2882)
■優待権利月:2月/8月(年2回)
■最低投資金額:21万2500円(9/7終値2125円×100株)
■配当金額(会社予想):10円
■予想配当利回り:0.47%

傘下に外食チェーンの「大阪王将」や冷凍食品の製造販売を手がける「イートアンドフーズ」などを抱える「 イートアンドHD 」。

食品事業と外食事業が2本柱で、他に海外事業やEC事業などにも取り組んでいます。2023年5月末時点の店舗数は、直営と加盟店を合わせて国内が433店、海外は31店。

2024年2月期の第1四半期は、食品事業・外食事業ともに増収、営業増益を達成し、全体でも増収増益となりました。通期の会社予想については、増収かつ2ケタの増益を見込んでいます。

株主優待は、2月と8月で内容が変わるのが特徴です。

2月は、各3000円相当の商品(食事券は3000円分)を、100株以上で1点、500株以上で3点、1000株以上で6点を選択することができます。2023年度は、食事券のほか、大阪王将のこだわり餃子、冷凍食品の詰め合わせなど数種類から好きなものが選べました。食事券は「大阪王将」をはじめ、「よってこや」「太陽のトマト麺」「R Baker」などグループ各店で利用可能。ラーメン店やベーカリーでも使えるのがうれしいですね。

また、8月は100株以上で2000円分の通販クーポン券がもらえて、自社公式通販でショッピングできますよ。

いかがでしたか? いつものお店をお得に使えるのはありがたいですね。食事券の分、ちょっと贅沢してみるのもうれしいし、「生活防衛」としても◎! 気になる外食店の株主優待が見つかったら、これまで未経験という人もこの機会に優待投資を始めてみては?

本サイトは、原則として原稿作成時点における情報に基づいて、一般口座、特定口座を前提に作成しております。NISA口座・ジュニアNISA口座は、同一年内に単元株数に達した場合のみ、単元株に振り替えられ、株主優待を受け取ることができます。複数年にまたがった買付けで単元株数に達した場合は、振り替えは行われず、従って株主優待を受け取ることはできません。記載された価格、数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。配当、配当利回りについては税引き前の数値であり、最低投資金額は手数料等を考慮していません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
優待の内容は2023年9月7日現在の情報を記載しております。本コンテンツ作成後に変更されている場合がありますので、最新の情報については、皆様ご自身でのご確認をお願いいたします。トップ画や挿入画はイメージであり、また、優待の内容は代表的な事例をもとに記事を構成しております。詳しくはそれぞれの企業のHP等でご確認ください。
次回は10/11(水)配信予定です。