「私は世界の成長にかける」タイプ

あなたはどのタイプ?/ 日興フロッギー編集部長場 雄

あなたが今持っているスマートフォンや、着ている衣料品、昨晩飲んだワインやチーズなど。私たちの生活を彩るものの多くは、海外で作られています。実は世界中の株式会社に私たちの生活は支えられていると言っても過言ではありません。そんな世界の株式会社の成長を信じるあなたにおすすめのファンドをご紹介します。

※ファンド購入にかかるご注意事項については記事末尾のリンク「金融商品取引法に基づく表示」および「ご留意事項」をご確認ください。

こんなあなたは、「世界株」ファンドがおすすめ!

・私の身の回りのものは海外メーカー・ブランドで支えられていると感じる
・日本だけではなく、世界の企業を応援したい
・国や業種にこだわることなく、世界全体の資本市場の成長に投資したい

資産の一部を「世界」に

資産を管理する方法として、わかりやすいのが3つに色分けする方法です。たとえば「①日々の生活に使うお金」「②決めた目的のために貯めるお金」「③将来のために増やすお金」という具合に仕分けします。

そのうち①は、主に現金で手元や預貯金として持っておくとよいでしょう。一方で、②や③のお金の一部を「世界」に分散投資できる資産で持っておくのがおすすめです。なぜ「世界」への分散投資が良いのでしょうか。

世界の経済は成長し続けている

これまで世界中を揺るがすような経済危機・金融危機は何度もありました。1987年のブラックマンデーや2008年のリーマン・ショックなどは、当時テレビや新聞でも大きく報じられ、株式市場にも大きな影響を与えました。

一時的に景気が大きく落ち込むこともありましたが、長い目で見れば世界経済(GDP)は右肩上がりとなっています。足元(2023年11月時点)では、GDPはすでに2020年の新型コロナ・ショック前の水準を超えており、100兆ドルに達しています。

GDPとは……国内総生産(Gross Domestic Product)のことで、一定期間内に新たに生み出されたモノやサービスの付加価値のことです。経済力の目安としてよく用いられます。また前年比や前期比でGDP成長率を見ることで、経済成長の度合いを確認することができます。

世界の株価も連動している

また、GDPに連動するように世界の株価指数も右肩上がりが続いています。代表的な世界株指数の1つであるMSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)は上下を繰り返しながらも上昇トレンドにあります。

あなたにおすすめのファンド2本

①eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 」は日本を除く先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する成果を目指しています。「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目標として運用しているものです。

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このファンドのベンチマークについて
「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」は、MSCI Inc.が開発した株価指数で、日本を除く世界の先進国・新興国の株式で構成されています。

②三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 」は外国株式インデックス・マザーファンドおよびエマージング株式インデックス・マザーファンドへの投資を通じて、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行います。
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このファンドのベンチマークについて
「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」は、MSCI Inc.が開発した株価指数で、日本を除く世界の先進国・新興国の株式で構成されています。

プラスαで買い足すなら

最後に余裕資金があるときに検討したいファンドをご紹介します。株式の分散はできたので、株式とは違った動きをするコモディティ(商品)やテンバガー(10倍株)を狙う世界株ファンドなどを買い足してもよいかもしれません。

ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり・なし)
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) 」「 ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし) 」は投資信託証券への投資を通じて、金の現物に投資し、米ドル建ておよび円建ての金価格の値動きを概ねとらえることを目指すものです。
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フィデリティ・世界割安成長株投信 愛称:テンバガー・ハンター
フィデリティ・世界割安成長株投信 Aコース(為替ヘッジあり) 」「 フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし) 」はマザーファンドを通じて主として世界(日本を含む)の金融商品取引所に上場されている企業の株式に投資を行い、企業の長期的な成長力と株価の割安度に着目し、企業の本源的価値を見極める運用を目指すものです。Aコースは為替ヘッジあり、Bコースは為替ヘッジなしとなります。
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自分に合っているかも、このファンドが気になる! というものがあれば、NISA枠をうまく活用して、まずはつみたて投資から始めてみましょう。

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※記事内に記載したデータはすべて過去の実績であり、将来を保証するものではありません。
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