「日興の投信NISA」の手数料について

「日興の投信NISA」の歩き方/ ケント・マエダヴィッチ日興フロッギー編集部

あなたにピッタリのファンドが見つかる「日興の投信NISA」。一般的にファンドには3種類の手数料がかかります。そこでこの記事では、ファンドにかかる手数料について具体的な目論見書を事例に挙げながら、詳しく解説します。

記事は無料で誰でも読める

「日興の投信NISA」に掲載されている記事はどなたでも無料で読むことができます。口座をお持ちでなくてもどなたでも読むことができ、手数料などは発生しません。

ファンドにかかる3つの手数料

記事を読んでファンドを購入する場合は、SMBC日興証券の口座を開設していただく必要があります。口座開設には費用はかかりません。

一方で、ファンドを購入する際には一般的に3種類の手数料がかかる場合があります。それが①購入手数料(申込手数料)、②運用コスト(運用管理費用、信託報酬等)、③解約時手数料(信託財産留保額)です。

①購入時手数料(申込手数料)
②運用コスト(運用管理費用、信託報酬等)
③解約時手数料(信託財産留保額)

①購入時手数料(申込手数料)
購入時手数料は「販売手数料」とも呼ばれ、購入時に販売会社に直接支払うものです。購入時手数料の金額は「ノーロードファンド」と呼ばれる0%のものから、3%を超えるものまでさまざまです。

例えば1.1%(税込)の購入時手数料のファンドの場合、1万円分購入するのに必要な手数料は110円(税込)です。購入時にファンドの代金と合わせて、1万110円支払う必要があります。

②運用コスト(運用管理費用、信託報酬等)
投資信託の運用・管理にかかる費用で、信託財産の中から運用会社・販売会社・受託会社へ支払われます。信託報酬は、基準価額を算出する際に日々差し引かれます。

投資信託の種類によって信託報酬は異なりますが、年0.5~2.0%程度が一般的です。特定の指数への連動を目指すインデックスファンドのほうが、ファンドマネージャーの手腕が問われるアクティブファンドより信託報酬が低い傾向があります。

③解約時手数料(信託財産留保額)
信託財産留保額とは、投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のことです。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して何%」といったように解約代金から差し引かれます。

投資信託の種類によって差し引かれる金額は異なり、一般的には0.3%程度ですが、差し引かれない投資信託も多くあります。

手数料はどこで確認できる?

こうした手数料は販売会社のホームページにあるファンド紹介ページや、各ファンドの目論見書で確認することができます。SMBC日興証券では、ファンド購入画面の「お申込みメモ」で確認することができます。

また、ダイレクトコースのお客さまは「ダイレクトコース取扱ファンド・手数料率一覧」ページより、お探しのファンドを検索して手数料を確認することができます。ぜひご活用ください。

※本記事は「日興の投信NISA」の使い方を解説したものであり、記事内に記載された銘柄を推奨するものではありません。