仕事とプライベート、支出と収入など、人生にはいろんな場面でバランスを取ることが求められます。投資においても「リスクとリターン」「投資先の資産」のバランスを整えることは運用成果に大きな影響を与えます。そこで今回は、そんなバランスを大切にしたいあなたにおすすめのファンドをご紹介します。
こんなあなたは、「バランス」ファンドがおすすめ!
・資産運用ではとにかくリスクを抑えたい!
・利益の大きさよりも、安定感を重視している
長期投資の王道、「分散投資」
いくつかの資産に分けて投資したり、買うタイミングを分けることなどを分散投資と言います。分散投資をすると、運用の成果のブレ幅を小さくすることができ、リスクを低減することができます。
資産運用の目的や選ぶ資産によってさまざまな分散方法がありますが、代表的なものとしては、「国内と海外」「株式と債券」に分けて4つの資産に分散させる方法があります。これは日本の年金資産、約197兆円を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も採用している手法で、収益率は+3.69%(年率、2001~21年度)と着実な運用成果をあげています。
「長期×分散」投資は安定した成果を生む
地域や資産などを分散をして、長期でつみたて投資をすると、収益率(投資元本に対する利益率)が安定します。たとえば、5年間と20年間の運用を比べてみましょう。
保有期間が5年間の場合は、元本割れの成績のものから、10%以上の運用利回り(年率)になるものまで、収益率にバラつきがあります。一方で、20年間つづけると、2%〜8%に運用収益率がまとまってくることがわかります。長期投資をすることで大きく儲ける可能性も減りますが、最も避けたい元本割れを防ぐことができるのです。
あなたにおすすめのファンド
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
「
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
」は世界各国の債券、株式および不動産投資信託等に分散投資するものです。各マザーファンドが連動の対象とする指数を基本資産配分比率に基づいて作成した合成指数をベンチマークとし、ベンチマークの動きに連動する投資成果を目指します。原則として為替ヘッジは行いません。このファンドを詳しく見る
プラスαで買い足すなら
最後に余裕資金があるときに検討したいファンドをご紹介します。バランスを重視しつつも、株式の割合を増やす目的で世界の割安成長株に投資するファンドを検討してみてもよいかもしれません。また、債券の比率を高める目的で米国の事業債に投資するファンドも選択肢に入れてみるとよいかもしれません。
フィデリティ・世界割安成長株投信 愛称:テンバガー・ハンター
「
フィデリティ・世界割安成長株投信 Aコース(為替ヘッジあり)
」「
フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)
」はマザーファンドを通じて主として世界(日本を含む)の金融商品取引所に上場されている企業の株式に投資を行い、企業の長期的な成長力と株価の割安度に着目し、企業の本源的価値を見極める運用を目指すものです。Aコースは為替ヘッジあり、Bコースは為替ヘッジなしとなります。
コーポレート・ボンド・インカム(為替ヘッジ型/1年決算型) 愛称:泰平航路1年決算型
「
コーポレート・ボンド・インカム(為替ヘッジ型/1年決算型)
」(愛称:泰平航路1年決算型)はマザーファンドを通じて米ドル建投資適格社債等に投資するものです。投資対象とする債券の格付けは、A格相当以上を中心とし、業種配分については、信用リスクに配慮して、安定業種(消費、公益、通信等の業種)を中心に投資します。原則として対円での為替ヘッジを行い、為替変動リスクを低減するタイプです。
このファンドを詳しく見る
コーポレート・ボンド・インカム(為替ノーヘッジ型/1年決算型) 愛称:泰平航路1年決算型
「
コーポレート・ボンド・インカム(為替ノーヘッジ型/1年決算型)
」(愛称:泰平航路1年決算型)はマザーファンドを通じて米ドル建投資適格社債等に投資するものです。投資対象とする債券の格付けは、A格相当以上を中心とし、業種配分については、信用リスクに配慮して、安定業種(消費、公益、通信等の業種)を中心に投資します。原則として対円での為替ヘッジを行いません。
このファンドを詳しく見る
自分に合っているかも、このファンドが気になる! というものがあれば、NISA枠をうまく活用して、まずはつみたて投資から始めてみましょう。
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