NISAで米国株ETFに投資する方法

私が日興フロッギーでETFを買う理由/ 日興フロッギー編集部高橋 由季

日興フロッギーで買えるETF(上場投資信託)が拡大し、全部で169銘柄になりました。この記事ではそのETFのうち、米国の株式に投資をするETFをご紹介します。

ETFもNISAの成長投資枠がつかえる

実は、ETFもNISAの成長投資枠で購入することが可能です(※一部のレバレッジ・インバース系を除く)。日興フロッギーのキンカブに採用されているETFも、NISAの成長投資枠をつかって100円単位で買うことができます。「ETFの購入は考えていなかった」「NISAの成長投資枠、どう使うか迷っていた」という方は、ぜひ検討してみてください。

なぜ米国株なのか

米国の株式市場には名だたる多くのグローバル企業が上場しています。単に有名なだけでなく、成長し続ける企業が次々に生まれる「土壌」が整っているため、米国市場は多くの投資家を惹きつけています。さらに「株式会社は株主のもの」という文化が浸透していることもあり、経営者は「1株当たり利益」を伸ばし続けるモチベーションがあります。株価もそれに伴って、上下を繰り返しつつも上昇基調を保っています。

米国の代表的な株価指数であるS&P500と、米国を除く世界の株価指数(MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(除く米国))を比較すると、短期では似た動きに見えますが、長期では大きくパフォーマンスに差が生まれていたことがわかります。

羨ましいほどの内需の成長期待

企業にとっては、拠点とする本国内のマーケットの大きさや労働者の多さは大変重要な要素となります。日本でもグローバルに活躍する企業が増えたとはいえ、少子高齢化が進行し、日本国内の人口は減少し続けることが見込まれています。それに対し、米国ではいまでも人口が増え続けています。人口が増えれば消費も増加傾向となり、労働者も確保しやすいと言えます。つまり、投資先として魅力的な市場であることがわかります。

米国の株式に投資するETF

代表的な米国株指数には、主要業種の代表的な30業種で構成されている「NYダウ」や、米国株全体の動きを表すとされる「S&P500」、代表的なベンチャー企業で構成される「NASDAQ100」などがあります。

それぞれの指数に連動するようなETFが複数上場しています。運用会社の違いや、為替ヘッジの有無など種類がありますので、ぜひチェックしてみてください。

上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジあり)連動型上場投信
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(為替ヘッジあり)
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(為替ヘッジあり)
NEXT FUNDS S&P500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
NEXT FUNDS S&P500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信
NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし
MAXISナスダック100上場投信
MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり)
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり)
NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジあり)連動型上場投信
iFreeETF NASDAQ100インバース
グローバルX 半導体 ETF
グローバルX US テック・トップ20 ETF
グローバルX Morningstar 米国中小型 Moat ETF

毎月1万円、S&P500をつみたて投資したら928万円に

では仮に、2004年1月から20年間にわたってS&P500につみたて投資をしていたら、どうなっていたでしょうか。円ベースのS&P500に毎月1万円投資をしていたら、つみたて額240万円に対して、928万円になっていました。

一方、ドルベースのS&P500に毎月1万円投資をしていたら、つみたて額240万円に対して、669万円になっていました。

「投資の定石! ドルコスト平均法で株を買う方法」を読む
キンカブ定期定額買付の説明を読む
「【保存版】日興フロッギーで買えるETF」を読む

自分にぴったりのETFを探して、NISAの成長投資枠でつみたて投資を始めてみましょう!

※投資の際は最新のETFの目論見書や運用報告書などをご確認ください。
※NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信(1546)、iFreeETF S&P500 インバース(2238)、上場インデックスファンド S&P500 先物レバレッジ2倍(2239)、MAXIS NYダウ上場投信(2241)、iFreeETF S&P500(為替ヘッジなし)(2247)、iFreeETF S&P500 ダブルインバース(2249)、上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり(2569)、iFreeETF NASDAQ100レバレッジ(2869)、iFreeETF NASDAQ100ダブルインバース(2870)は記事執筆時点で、証券金融会社の貸株制限・停止銘柄に指定されています。NEXT FUNDS S&P500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2633)、MAXISナスダック100上場投信(2631)、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)(2840)、iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり)(2841)は記事更新時点で証券金融会社の注意喚起銘柄に指定されています。