NISAで日本株ETFに投資する方法

私が日興フロッギーでETFを買う理由／日興フロッギー編集部、高橋由季

2024.05.02

日興フロッギーで買えるETF(上場投資信託)が拡大し、全部で169銘柄になりました。この記事ではそのETFのうち、国内の株式に投資をするETFをご紹介します。

ETFもNISAの成長投資枠がつかえる

実は、ETFもNISAの成長投資枠で購入することが可能です(※一部のレバレッジ・インバース系を除く)。日興フロッギーのキンカブに採用されているETFも、NISAの成長投資枠をつかって100円単位で買うことができます。「ETFの購入は考えていなかった」「NISAの成長投資枠、どう使うか迷っていた」という方は、ぜひ検討してみてください。

脱デフレで変わり始めた日本

2012年末からのアベノミクス以降、名目賃金(現金給与総額)は上昇トレンドにあります。日本銀行による異次元の金融緩和や、企業業績の回復、賃上げムードの高まりなどを受けて、「脱デフレ」という段階から「緩やかなインフレ」の状況になりつつあるのです。

こうした名目賃金のトレンド変化は、日本株に投資をする海外投資家から見ると、とてもポジティブに映ります。名目賃金上昇→国内消費増加→企業業績の改善といった好循環が生まれやすいからです。

企業業績は好調が続く

実際、企業の経常利益(全産業)の推移を見ると、上昇トレンドが継続しています。1990年度に37兆円だったのが、2022年度には93兆円と約2.5倍にまで拡大。株価の上昇や底堅さを裏付けていることがわかります。

国内の株式に投資するETF

国内の株式等に投資するETFは全部で61本です。日経平均株価(日経225)やTOPIXなどに投資するETFがあります。

投資経験の少ない方へ、ひとつ注意点があります。レバレッジ型/インバース型のETFは、短期で収益を狙いたい方たちには向いています。しかし、値動きが激しいことや複利効果のメリットが得にくい点、また長く保有するとコストがかさむといった点があります。このため、目的を中長期の資産形成とするのであれば、十分な注意が必要です。

毎月1万円、日経平均をつみたて投資したら538万円

では仮に、2004年1月から20年間にわたってつみたて投資をしていたら、どうなっていたでしょうか。日経平均に毎月1万円投資をしていたら、つみたて額240万円に対して、538万円になっていました。

「投資の定石!　ドルコスト平均法で株を買う方法」を読む
 キンカブ定期定額買付の説明を読む
 「【保存版】日興フロッギーで買えるETF」を読む

自分にぴったりのETFを探して、NISAの成長投資枠でつみたて投資を始めてみましょう!

※投資の際は最新のETFの目論見書や運用報告書などをご確認ください。

※NEXT FUNDS 日経300株価指数連動型上場投信(1319)、グローバルX メタルビジネス−日本株式 ETF(2646)は記事執筆時点で、証券金融会社の貸株制限・停止銘柄に指定されています。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)は記事更新時点で証券金融会社の注意喚起銘柄に指定されています。