2024年1月から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)。この連載では、新しいNISA(以下、新NISAといいます)に関するみなさんのギモンやよくある質問にお答えします。今回は「新NISAでみんな何買ってるの?」というギモンについて、投資信託で人気の銘柄を紹介します。
新NISAで人気の投資信託は?
1月から始まった新NISA。すでに投資をしている方も多いのではないでしょうか。SMBC日興証券のダイレクトコースのお客さまが2024年5月にNISA口座で買った、インデックスファンドとアクティブファンドで人気の銘柄は、それぞれ下記の通りでした!
インデックスもアクティブも! やっぱり「アメリカ」が人気
傾向として、主にアメリカの株式に投資するファンドの人気が高いことが伺えます。
インデックスファンドでは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」がアメリカの株式に投資するファンド。アクティブファンドでは「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」が主にアメリカの株式に投資するファンドです。
なんと、10銘柄中5銘柄がアメリカの株式に投資をするファンド、という結果になりました。
今年に入ってから何度も最高値更新を続けているアメリカの主要株価指数「S&P500」に連動するように運用するファンドをはじめ、テクノロジーの発達に恩恵を受ける銘柄に投資するファンド、「NYSE FANG+指数」に連動するように運用するファンドなど、アメリカの株式ファンドは根強い人気を誇ります。
NYSE FANG+指数とは、アップル、アマゾン・ドット・コム、メタ、グーグル(アルファベット)、ネットフリックス、エヌビディア、テスラ、マイクロソフト、ブロードコム、スノーフレイクの10銘柄に等金額投資する株価指数のことです。
「アメリカ」以外は、何が買われてる?
一方でインドや日本株、世界の株式に投資するファンドも人気です。
国連の推計によると、2023年にインドは人口世界一の国になりました。また、IMF(国際通貨基金)は、2025年にインドの名目GDP(国内総生産)が日本を抜いて、世界4位になることを予測しています。今後も高い成長性が期待されるインドは、投資対象として魅力的と見られていることが伺えます。アクティブファンドの「iTrustインド株式」「HSBC インド・インフラ株式オープン」は、インドの株式に投資をするファンドです。
そのほか、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「半導体関連 世界株式戦略ファンド」など、アメリカを中心とした世界の株式に投資するファンドも買われています。そのほか、日本の株式に投資する「インデックスファンド225」も買われていました。
このように見ていくと、インデックスもアクティブも、株式に投資するファンドが買われていることが分かります。債券やREITといった複数の資産に分散投資するバランスファンドではなく、株式ファンドに投資しよう、という積極的な姿勢が伺えます。
新NISAを利用して、投資信託に投資しよう
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