日経平均が史上初の4万円に到達したと思ったら、過去最大の下げ幅も記録するなど、ジェットコースターのような相場だった2024年。そんな中、IPOマーケットはどうだったのでしょうか。IPO市場の最近のトレンドを掴んで、あなたもIPOを申し込んでみましょう!
2024年は86社が新規上場へ
2024年に新規上場した銘柄は69社でした(11月末時点。プロ市場、REIT、インフラファンドなどは除く。以下同様)。12月の上場予定分も含めると、2024年は合計86社が上場見込みです。
平均上昇率は2015年以降最低の32%
すでに上場している分だけを見ると、初値の勝率は78%と昨年よりは勝率が回復しました。ただ、平均上昇率はなんと2015年以降で最低の32%。夏場の相場急落以降では特に初値が公募価格割れになる銘柄が散見されるなど、投資家心理の冷え込みがIPO市場を直撃した形となりました(いずれも2024年11月末までのデータ)。
初値上昇率トップは「ジンジブ」
2024年のIPOで初値上昇率が一番大きかったのは、+127%の「 ジンジブ 」です(11月末までに上場&初値がついた銘柄ベース)。
同社は高校生向けの就職求人サイト「ジョブドラフトNavi」など高卒人材採用支援事業を手掛けています。職業体験・就職イベント運営や採用支援サービスを複数展開。SNSを活用した採用支援など新サービスも開始し、エリア・規模拡大を進めています。
大企業を中心に賃上げが継続しつつある中、先の衆院選で「103万円の壁」が話題となるなど、私たちの収入に関する環境が大きく変化しています。一方で、企業から見れば中長期的なコスト増や人材不足につながりかねません。こうした社会的背景もあり、高卒人材の採用支援サービスを手掛ける同社に注目が集まったのかもしれませんね。
そのほか、不動産業界に特化したSaaS企業「 Cocolive 」、DX関連のシステム開発会社「 情報戦略テクノロジー 」、中部地方地盤に立ち飲み居酒屋などを展開する「 光フードサービス 」、企業の自治体向けマーケティング支援を手掛ける「 イシン 」などが大きく初値を伸ばしました。
日興イージートレードでIPOを申し込もう!
日興イージートレードでは気軽にIPO投資に参加することができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
SMBC日興証券のIPO取扱銘柄一覧を見る
「そのボーナスで今すぐできる!IPO挑戦ガイド」を読む
IPOのお申込み手順
IPOのデータは、プロ市場、REIT、インフラファンドを除いたものです。IPO投資に関する手数料・リスク等の情報はこちら。