【番外編】保有株ランキング! 日興フロッギーの人気銘柄は?

カエル先生の株式相場プレイバック/ 日興フロッギー編集部平松 慶

マーケットの「温度感」がわかる連載「カエル先生のマーケットハイライト」。今回は番外編として、みんながフロッギー(キンカブ)で保有している銘柄をランキング形式でご紹介していきます。

100円から株が買える「キンカブ」

日興フロッギーは「キンカブ」という仕組みを採用していて、東証に上場している約3900銘柄を100円以上100円単位の金額指定で買うことができます。キンカブは金額・株数指定取引の略で、フロッギーではそのうちの金額指定取引をご利用いただけます(日興イージートレードでは株数指定取引もご利用いただけます)。

また100万円以下の注文なら、買いの手数料がかかりません(100万円以下の売りは0.5%、100万円を超える買いと売りは1.0%の手数料がかかります)。

そんなキンカブを使って、みんながどんな株を保有しているのか、さっそく見ていきましょう!

業界を代表する企業や米国の指数に連動するETFがランキング上位に

保有口座数の多い順では、国内最大の通信会社である「 NTT 」がトップでした! NTTはNTTドコモやNTTデータなどを傘下に持ち、通信関連事業や不動産、エネルギー事業など、幅広く事業を展開しています。

2025年3月期第2四半期決算は、営業収益が第2四半期として過去最高を更新したものの、ネットワーク収入の減少や災害復旧費用の増加などにより、増収減益となりました。同社は今期の通期予想も減益を見込んでいますが、光を中心とした革新的技術で新たな情報通信基盤の実現を目指す「IOWN」構想など、2027年度新中期目標の達成に向けて、成長分野の拡大・コスト構造改革に積極的に取り組んでいくとしています。

なお、2024年度の年間配当額は14期連続増配となる1株当たり年間5.2円を予定。機動的な自己株式取得も進めるなど、株主還元の充実にも取り組んでいます。同じ通信業界でランクインした「 KDDI 」も株主還元に力を入れていて、2024年度の年間配当額は23期連続増配となる1株あたり145円を予定しています。

2位にランクインした「 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) 」は、S&P500指数に連動するETFです。S&P500指数は、アップルやエヌビディア、アマゾンといった米国の主要な銘柄を組み入れた株価指数です。利下げによる米景気の維持や企業業績への期待感などから、12月6日に最高値を更新しました。

12月17日~18日に行われたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、0.25%ptの追加利下げが決定されました。2025年の利下げペースは鈍化すると示されたものの、引き続き利下げは継続される見通しです。底堅い米景気が続けば、企業業績にもプラスとなり、S&P500指数も堅調な動きが期待できそうです。

3位にランクインしたのは、世界首位級の自動車メーカーの「 トヨタ自動車 」です。2025年3月期第2四半期決算は、認証問題への対応で⽣産停⽌した影響などから、前年同期比で増収減益となりました。ただ、前年同期比で⼤幅減益となった当期利益については、主に為替変動による外貨建資産の評価損によるもので、実際の事業の悪化によるものではないとしています。

今期は下期にかけて生産を停止していた車種の生産再開もあり、一定程度の回復を見込んでいます(会社予想)。通期見通しは、想定為替レートを1ドル=147円としたうえで、営業収益は2%増の46兆円、当期利益は27.8%減の3兆5700億円としています。

4位には国内最大の民間金融グループである「 三菱UFJフィナンシャル・グループ 」がランクインしました。2025年3月期第2四半期決算は、顧客部門の営業純益が前年同期比で大きく伸長し、過去最高益を更新。円金利の上昇や保有株式の売却進展などを踏まえて、今期の通期目標も当期純利益を期初目標比2500億円増の1兆7500億円に引き上げを決定しました。

5位の「 日本たばこ産業 」は、たばこの販売数量で世界第3位を誇るグローバルたばこメーカーで、医薬事業や加工食品事業も展開しています。2024年12月期第3四半期決算では、たばこ事業や加工食品事業が堅調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。今期の通期見通しでは、たばこ事業の値上げ効果もあり営業利益を上方修正したものの、当期利益は金融損益の悪化や米たばこ大手Vector Groupの買収費用などを反映し、下方修正しています。

2025年のNISAはキンカブを使ってみよう

いかがでしたでしょうか? 金額指定で買えるキンカブを使えば、NISAの年間240万円の成長投資枠も余すことなくピッタリ使うことができます。何に投資をするか迷っている方は、ランキングを参考にしながらぜひキンカブを活用してみてください!

任天堂
上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本
オリエンタルランド
オリックス
ENEOSホールディングス
ソニーグループ
ソフトバンク
ANAホールディングス
三菱商事
NEXT FUNDS NASDAQ100(為替ヘッジなし)
イオン
日本航空
キリンHD
日本郵船