【2025年版】みんな何買ってるの?(米国株編)

みんな何買ってるの?(米国株編)/ 日興フロッギー編集部五月女ケイ子

2025年の日本株市場・米国株市場は、現状ともに好調に推移しています。トランプ大統領の相互関税の発表によって大きく下落した時期を乗り越え、アメリカの代表的な株式指数であるS&P500は、何度も最高値を更新しています。米国株は、エヌビディアやマイクロソフトといった世界を代表する企業が多いのが特徴で、しかも1株単位でも購入することが可能です。

今回は「みんな米国株のうち、どんな銘柄を買ってるの?」というギモンに対して、2025年に人気を集めている米国株の銘柄トップ10をご紹介します。

購入金額第1位は「エヌビディア」

購入金額第1位は、生成AI向け半導体の世界最大手メーカー「エヌビディア」です。1999年に精密な動画・画像を処理する GPU(画像処理用半導体)を発明した同社は、 ビデオゲームや映画などで幅広く使われていたGPUの利用範囲を、VR(仮想現実)や自律走行、高性能コンピュ ーティング、AI(人工知能)向けに拡大しました。

生成AI向けデータセンターGPU市場でのシェアは92%※で、ほぼ独占状態となっています。

※2024年1−9月基準。IoT Analytics より。

売上高は2024年頃から飛躍的に伸びていて、今後も大きく上昇することが予想されています(予想はBloomberg集計)。

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ソフトウェア・ITサービス関連銘柄がランクイン

上位に多くランクインしたのはソフトウェア・ITサービス関連銘柄です。2位の「パランティア テクノロジーズ A」は米政府機関を主な顧客とし、世界中の政府機関や企業へデータ分析ソフトウェアを提供する企業です。

また、4位の「イオンキュー」は量子コンピューター(これまで以上の速度・規模の情報処理を可能にするとされる次世代コンピューター)を開発する企業で、5位の「ブロードコム」は、半導体やソフトウェアなどを設計から販売まで行っています。

日本に住む私たちになじみがあるITサービス企業もランクインしています。世界最大のソフトウェア開発企業である「マイクロソフト コープ」(6位)、Instagramやメッセンジャーを運用するSNS世界首位の企業「メタ プラットフォームズ」(9位)などは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。また、「アーム ホールディングス ADR」(8位)は、日本にあるソフトバンクグループの傘下にある企業です。

IT企業ではないものの、イーロン・マスク氏がCEOを務め、日本でも知られている世界首位のEVメーカー「テスラ」(3位)もランクインしています。

日興イージートレードにログインすると、下記の銘柄を直接購入できます。

バランティア テクノロジーズ A
イオンキュー
ブロードコム
マイクロソフト コープ
メタ プラットフォームズ
アーム ホールディングス ADR
テスラ

7位と10位は、今年上場した企業

今年上場したばかりの企業も、2つランクインしています。

1つ目は、7位にランクインした「コアウィーブ A」。エヌビディアやオープンAIが出資する、AI向けプラットフォームを提供する企業です。3月28日に上場した同社は、当時2025年最大級の新規株式公開(IPO)として注目を集めました。初値は39ドルと公開価格の40ドルを下回ったものの、その後上昇して最高値で187ドルをつけました(2025年6月20日)。現在の価格は93.34ドルです(2025年9月2日)。

2つ目は、10位にランクインした「サークルインターネットグループ」です。6月5日に上場した同社は、米ドル建てのステーブルコイン・USDCとユーロ建てのステーブルコイン・EURCの発行者です。初値は公開価格31ドルの2倍以上となる、69ドルでした。上場後の最高値は298.99ドル(2025年6月23日)となり、現在の価格は120.14ドルです(2025年9月2日)。

カエル先生の一言

ステーブルコインとは、米ドル等の法定通貨や金などのコモディティ(商品)価格と連動するように設計された暗号資産のことです。ビットコイン等の暗号資産に比べて、価格が安定していることが特徴で、決算手段などに用いられています。

日興イージートレードにログインすると、下記の銘柄を直接購入できます。

コアウィーブ A
サークル インターネットグループ

1株単位で売買でき、レポートも見られる「日興イージートレード」

日興フロッギーでもS&P500などを投資対象とするETF(上場投資信託)に投資できますが、日興イージートレードでは、1株単位で米国株を取引することが可能です

米国の取引時間中にリアルタイムで取引できるだけでなく、日本が祝日・休日であっても、米国市場の営業日であればお取引が可能です。

米国株は一般口座・特定口座ともに売買できますが、NISA口座では売却のみ、お取引できます。

※総合コースのお客さまは、国内店頭取引であれば、NISA口座でも営業店でご注文いただけます。

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