みんなが株式(キンカブ)を直接買っている人気の記事について、ランキング形式でお届けする本連載。今回は、iPS細胞を使った再生医療に取り組む企業や原子力発電に関わる企業を取り上げた記事をご紹介します。
配当がもらえる好業績予想の銘柄を紹介した記事が1、2位に
9月に買われた記事では、「8期連続増配銘柄に、優待アリ銘柄も! 9月の配当金銘柄12選【前編】」が1位にランクイン。2位は「増配銘柄がぞくぞく! 9月の配当金銘柄12選【後編】」、3位は「iPS細胞が実用化段階 国内申請相次ぎ再生医療へ道」がランクインしました。



注:集計期間は2025年9月1日~9月26日
iPS細胞を使った再生医療がいよいよ実用化段階に
3位にランクインした「iPS細胞が実用化段階 国内申請相次ぎ再生医療へ道」では、iPS細胞由来の薬の開発に取り組む「 住友化学 」を中心に、関連企業の動向を紹介しました。
あらゆる種類の細胞に変化する人工多能性幹細胞で、難病を治す切り札となる可能性を秘めた「iPS細胞」。住友化学と「 住友ファーマ 」は、iPS細胞を使ったパーキンソン病治療薬の国内製造販売承認を申請したと発表しました。この治療薬は厚生労働省の先駆け審査指定を受けていて、早ければ2025年度中にも承認される可能性があるとのことです。
また、バイオベンチャーの「 クオリプス 」は2025年4月にiPS細胞から作成した心筋細胞シートの製造販売の承認を申請しました。同製品が承認されれば、これまで心臓移植や人工心臓などでしか治療できなかった重症患者にとって新たな治療の選択肢となりそうです。
iPS細胞の実用化に向けた動きには、今後も注目が集まりそうです。
世界中で原発に対する再評価が進む
旬な投資テーマをもとに、関連する国内外の企業をまとめて紹介する連載「テーマで横ぐし! 世界の会社を見てみよう」。「再評価が進む! 原子力発電を手がける企業」では、原子力発電に関わる国内外の企業を取り上げました。
石油や石炭に比べてCO2排出量が格段に少なく、大気汚染・酸性雨の原因となる硫黄酸化物や窒素酸化物も出さないといった特徴から、脱炭素社会の実現を目指す上で注目されている原子力発電。近年は、AIの普及や輸送・建物の電動化による電力需要の拡大を背景に、安定的に発電できる電源として、改めて原子力発電に注目が集まっています。
国内では、「 東京電力HD 」が世界最大級の原発である柏崎刈羽原発の設置変更許可を受け、再稼働に向けて調整を進めています。また、「 関西電力 」は2025年7月に美浜原子力発電所で原発の建て替えに向けた地質調査などを再開すると発表しました。
米国では、米国最大の原子力発電容量を誇るコンステレーション・エナジーがスリーマイル島原発の再稼働を目指していて、マイクロソフトはそこから発電全量を20年間購入する契約を結びました。
世界的な電力需要の拡大が今後も続くと見られることから、関連企業の動向は今後もチェックしておきたいですね。
なお、当社ではイージートレードから米国株を購入できますので、気になった方はこちらの記事も参考にしながら、米国株投資にチャレンジしてみてください。
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