マーケットの「温度感」がわかる連載「カエル先生の株式相場プレイバック」。今回は、みんなが日興フロッギー(キンカブ)で保有している銘柄をランキング形式でご紹介します。
「キンカブ」なら100円から株が買えます
日興フロッギーでは「キンカブ」という仕組みを採用していて、東証に上場している約3900銘柄を100円以上100円単位の金額指定で買うことができます。キンカブは金額・株数指定取引の略で、フロッギーではそのうちの金額指定取引をご利用いただけます(日興イージートレードでは株数指定取引もご利用いただけます)。
また100万円以下の注文なら、買いの手数料がかかりません(100万円以下の売りは0.5%、100万円を超える買いと売りは1.0%の手数料がかかります)。
そんなキンカブを使って、みんながどんな株を保有しているのか、2025年はどんな株が人気だったのかさっそく見ていきましょう!
人気の銘柄、買われた銘柄は
2025年(11月末時点)に、日興フロッギーで口座を開設している方が保有している銘柄(上位20)は以下の通りです。
日本の産業を代表する主力企業、時価総額の大きい大型銘柄のほか、配当利回りに魅力のある株主還元銘柄、米国や世界の株価指数に連動するETFなどがランクインしました。
一昨年末(2024年末)と比較し、トップのNTTから6位の任天堂まで顔ぶれに変化はありません。
一方、7位以降では、市場の変化などを受けて、一昨年末から順位が入れ替わる動きも見受けられます。
上位3銘柄は常連
トップは「 NTT 」。1株当たりの購入金額が小さいことや、配当に魅力を感じることなど、初心者の投資家の方の間でも投資しやすいという意見があるようです。
会社側も株主の長期保有による資産形成を念頭に、継続的な増配や機動的な自己株式取得などを通じて株主還元の充実を図っています。配当に関しては、2026年3月期まで15期連続となる増配を予定しています。
同社の事業については、通信事業から得られるキャッシュフローを、ITソリューションやデータセンター事業に投入することで、グローバルに展開するICT(情報通信技術)企業となる潜在成長力があることが指摘されています。
2位は「 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) 」です。米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動するETFです。
米連邦準備理事会(FRB)は2025年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、3会合連続で政策金利の引き下げを決めました。2026年も1回の追加利下げを実施する見通しが示されています。
利下げにより底堅い米景気が続けば、企業業績にもプラスとなり、S&P500指数も堅調な動きが期待できそうです。
そして、3位はトヨタ自動車でした。2025年の自動車業界を振り回したトランプ関税は交渉決着で一区切り。一方、米国での事業展開にあたっては、関税対策として現地生産、現地調達の増加が想定されます。
そのなか、同社は、関税交渉の決着に先立って、米国で次世代ハイブリッド車(HEV)向けシステム部品の生産ライン新設を発表し、2026年後半から生産を開始する予定です。同社は国内外での生産拡大を背景に、2026年3月期の連結車両販売台数を内外ともに拡大させる見通しです。
また、株式市場では、トヨタ自動車の源流企業である豊田自動織機の非公開化に対する関心が高く、グループ再編による資本効率の向上は同社の株価再評価のきっかけになる可能性がありそうです。
2025年に順位を上げた銘柄
一昨年から順位を上げた銘柄としては、「 ソフトバンク 」。11位から7位に上昇しました。
同社によると、2024年10月に行った株式分割(普通株式1株につき10株)によって、2024年3月末から2025年3月末にかけて、個人株主が50万人増加したとのこと。
個人株主にとって1株当たりの購入金額が小さいことや、配当利回りが相対的に高いこと、また、100株を1年以上持っていると、「PayPayマネーライト」が1000円分もらえることなども魅力となっているようです。
同社は2021年3月期から2025年3月期まで1株当たり8.6円の配当を行い、2026年3月期も同額を予定しています。2026年春頃に予定される新しい中期経営計画の発表に合わせて増配が行われるか注目されます。なお、同社は2026年に子会社PayPayの株式上場を予定しており、業績や株価の面でポイントの一つとなりそうです。
その他に順位を上げたものでは、「 純金上場信託(現物国内保管型) 」が挙げられます。23位から13位まで大きく上昇しました。
同ETFは、「グラム・円」単位の金の理論価格との連動を目指していて、裏付けとなる金の現物を国内の倉庫に保管しています。
希少性の高い金は、インフレ対策になる現物資産として、長年にわたり価格が上昇してます。
また、NY金先物価格が上昇するなか、ドルの総合的な強さを示すドル指数は低下傾向が窺えます。ドルの信認低下も世界の中央銀行による金保有量の増加に拍車をかけたと見られ、こうした要素が金価格の上昇に寄与しているようです。
「
ソニーフィナンシャルグループ
」は初登場です。「
ソニーグループ
」が同社株主に現物配当として、金融事業を営むソニーフィナンシャルグループの株式を分配する「パーシャル・スピンオフ」を行い、2025年9月に上場しました。
傘下にはソニー生保、ソニー損保、ソニー銀行を擁していて、利益の約8割を生保が占めています。今後は変額定期保険や自動車保険の値上げ、日銀の利上げによる利ざや拡大などがポイントとなりそうです。
2026年も日興フロッギーでキンカブを活用しよう
いかがでしょうか?何に投資をするか迷っている方は、ランキングを参考にして、ぜひ2026年もキンカブをご活用ください!
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