アパレル、ジュエリー銘柄も! 2月の配当金銘柄7選

今月の配当タヌキの皮算用/ 日興フロッギー編集部吉本ユータヌキ

日興フロッギー(キンカブ)では、単元未満でも保有株数に応じた配当を受け取れます。今月は、決算期が2月で配当がもらえる銘柄の中から、配当金額や利回り、業績予想に注目して選んだ7銘柄をご紹介します。

※決算期が2月の上場株式のうち、配当利回りが3.0%以上(1/27終値時点)あり、営業利益が減益予想でない銘柄を選定
※特別に記載がない場合、権利付最終日は2月25日(水)です
※キンカブの株式は当社名義のため、配当金については一旦当社が受領後にお客さまのお取引口座に入金という事務手続きを経ます。そのため、発行会社の配当金支払日より数日~数週間遅れてのご入金となります
カエル先生の一言

配当性向は、その期の純利益(税引後利益)から、配当金をどのくらい支払っているかを%で表したものです。
配当性向(%)=1株あたりの配当額÷1株あたりの当期純利益×100
会社が1年間で儲けたお金からどれだけ配当金として株主に還元しているかは、配当性向を見ることでわかります。また配当性向とともに株主還元の状況を表す指標として、近年はDOE(Dividend on equity ratio)を採用する企業も増えています。
DOE(%)=配当総額÷株主資本×100
DOE(株主資本配当率)は株主資本に対して企業がどの程度、株主の配当に回したのかを示す指標ですが、純資産を分母とした純資産配当率(=配当総額÷純資産)で計算する企業もあります。
配当利回りは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。
配当利回り(%)=1株あたりの年間配当金額÷1株購入価額×100
配当金額が同じで購入株価が高いと配当利回りは下がり、購入株価が低いと配当利回りは上がります。

「4℃」のジュエリーで知られる【ヨンドシーホールディングス】

■銘柄名(コード):ヨンドシーホールディングス(8008)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:1823円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):83円(期末41.5円、中間41.5円)
■予想配当利回り:4.55%
■株主優待:あり
■連続増配:――

傘下の事業会社で、「4℃」ブランドのジュエリーなどを手がけている「 ヨンドシーホールディングス 」。

「4℃」ジュエリーの企画・製造・販売の他、高級ブランド時計の買取・販売を行う「ブランド事業」と、他社の服を製造するアパレルOEMや総合衣料品店のチェーン展開を行う「アパレル事業」の2事業を展開しています。

2026年2月期第3四半期までの累計は、ブランド事業が前年同期比で売上高と営業利益を大きく伸ばし、アパレル事業も堅調だったことから、前年同期比で2ケタの増収増益となりました。また、通期の連結業績も同じく2ケタの増収増益を見込んでいます(会社予想)。

同社では、株主への利益を還元する方針として、安定して継続的に配当を出すことと、状況に応じて自社株を買い戻し、株主への還元割合を高めることを掲げています。株主還元の目安はDOE4%以上で、将来的には1株あたり100円の配当を目指すとしています。この方針に基づき、今期は1株あたり83円の配当を予定しています(会社予想)。

また2月に株主優待もあり、今回から内容を変更しています。

具体的には、保有株数に応じて①グループ各社で利用できる株主優待券、②QUOカード、③自社商品、④日本水フォーラムへの寄付の中から選ぶことができます。100株以上の場合は①株主優待券2000円分、②QUOカード500円分、④寄付1000円分500株以上の場合は①株主優待券8000円分、③Canal4℃ジュエリー、④寄付5000円分などが選択できます。このほか、3000株以上や5000株以上の区分もあります。なお、2027年以降は、1年以上継続して株を保有していることが優待を受ける条件となります。

日本・中国間の海上輸送に強み【エーアイテイー】

■銘柄名(コード):エーアイテイー(9381)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:2245円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):100円(期末55円、中間45円)
■予想配当利回り:4.45%
■株主優待:なし
■連続増配:――

約30年にわたって、海上輸送を中心とした国際貨物輸送を手がけている「 エーアイテイー 」。

特に、日中間の海上輸送に強みがあり、中国各地からの週33便の自社混載便で納期短縮を実現しています。さらに、中国に8ヵ所・台湾1ヵ所・ベトナム2ヵ所の現地拠点も設けていて、現地の経験豊富なスタッフが輸送をサポートしています。また、貨物追跡サービスなどのDX化にも力を入れていて、経済産業省が定める「DX認定業者」の認定も取得済みです。

2026年2月期の第3四半期までの累計は、主力の日本セグメントで、アパレル関連の夏物商材の荷動きが堅調に推移し、それに伴う通関受注件数が拡大したことなどから、前年同期比で増収となりました。通期の連結業績は増収増益を見込んでいます(会社予想)。

同社では、株主への利益還元を重要な経営課題と認識していて、連結業績や配当性向、将来の国内外での事業展開などのための内部留保を総合的に考慮した上で、安定的かつ継続的な配当の実施を基本方針としています。

今期の配当については、連結業績の進捗状況などを踏まえて、第3四半期決算発表のタイミングで上方修正。修正後の1株あたりの配当は100円を予定しています(会社予想)。

「23区」や「J.プレス」などでおなじみ【オンワードホールディングス】

■銘柄名(コード):オンワードホールディングス(8016)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:741円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):30円(期末16円、中間14円)
■予想配当利回り:4.04%
■株主優待:あり
■連続増配:2期(実績)

傘下の事業会社で、アパレルを中心に事業を展開している「 オンワードホールディングス 」。

「23区」や「J.プレス」「TOCCA(トッカ)」などのブランドを持つ「オンワード樫山」の他、若者に人気の「ウィゴー(WEGO)」やバレエ用品の「チャコット」など、さまざまなグループ会社を抱えています。

2026年2月期の第3四半期までの累計は、「オンワード樫山」などの冬物商品の販売が好調に推移し、前年同期比では2ケタの増収増益を達成しました。なお、通期の連結業績も2ケタの増収増益を見込んでいます(会社予想)。

同社は、配当性向40%以上を目安として、安定的で業績に連動した適正な利益配分を実施することを基本方針としています。今期はこの方針に基づき、1株あたり30円の配当を予定しています(会社予想)。

さらに、2月は株主優待として、①公式通販サイトで使える20%割引の買物割引券と②ギフトカタログがを受け取れます。

①は100株以上の保有で、期間中6回まで利用できます。②のギフトカタログは1000株以上かつ1年以上の継続保有が条件で、1000株以上かつ1年以上で3000円相当、3年以上で5000円相当、また5000株以上の場合は1年以上で1万円相当、3年以上で2万円相当がもらえますよ。

セブン-イレブンのお弁当やおにぎりを製造【わらべや日洋ホールディングス】

■銘柄名(コード):わらべや日洋ホールディングス(2918)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:3450円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):120円(期末60円、中間60円)
■予想配当利回り:3.47%
■株主優待:なし
■連続増配:――

傘下のグループ会社を通じて、コンビニエンスストア向けの弁当やおにぎり、惣菜などの商品開発や製造を行う「中食事業」を展開している「 わらべや日洋ホールディングス 」。

セブン-イレブンの商品を製造する生産拠点は全国に23工場あり、グループ全体では1日あたり約300万食(2025年2月期実績)を製造しています。

今期の第3四半期までの累計は、主力の食品関連事業で商品規格を見直したことにより、売上高と営業利益がともに拡大。食材関連事業と物流関連事業の売上高は前年同期比でやや減少したものの、全体では増収かつ2ケタの増益を達成しました。通期の連結業績は、増収かつ3ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。

同社では、連結業績や今後の事業拡大投資のための内部留保などを考慮しながら、連結配当性向40%を目途に安定的で継続的な配当を実施することを方針としています。

2026年2月期は、この方針に基づき、前期比30円増となる1株あたり120円の配当を予定しています(会社予想)。

13期連続の増配を予定!【エスフーズ】

■銘柄名(コード):エスフーズ(2292)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:3085円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):104円(期末52円、中間52円)
■予想配当利回り:3.37%
■株主優待:あり
■連続増配:12期(実績)

家畜の生産から食肉の卸売、食肉加工品の製造、食肉の小売・外食まで、食肉産業を一貫して手がけている「 エスフーズ 」。一般消費者には、牛の小腸を使った加工食品「こてっちゃん」シリーズがおなじみかもしれませんね。

2026年2月期は、今期に計画していたアメリカのオーロラ新工場の稼働開始が4月にずれ込むため、売上高が当初予想を下回る見込みです。一方で、国内事業が堅調に推移し、さらに固定資産売却などによる特別利益を計上したことから、1月14日の第3四半期決算発表のタイミングで、通期の連結業績の見込みを修正。売上高を下方修正し、各利益を上方修正しました。修正後の連結業績は、増収かつ3ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。

配当方針については今期から一部変更していて、DOEの目途を従来の2.5%から3%に引き上げています。この方針に基づいて、今期は前期比15円増となる1株あたり104円の配当を予定しています(会社予想)。この配当が予定通り実施された場合、13期連続の増配となります。

また、同社には株主優待もあります。

100株以上保有で、2月と8月に自社グループの商品を優待価格で買える商品カタログが贈られます。加えて、2月には500株以上で3000円相当の自社グループ商品、2000株以上では1万円相当の国産牛肉または国産豚肉がもらえますよ。

九州などでディスカウントストアを展開【ミスターマックス・ホールディングス】

■銘柄名(コード):ミスターマックス・ホールディングス(8203)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:781円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):27円(期末27円、中間0円)
■予想配当利回り:3.45%
■株主優待:なし
■連続増配:――

九州を地盤に、ディスカウントストア「MrMAX」のチェーンを展開している「 ミスターマックス・ホールディングス 」。

総合ディスカウントストア運営事業の他、物流事業やショッピングセンター開発事業も手がけています。ラジオパーツ販売からスタートしたその歴史は古く、昨年2025年には創業100周年を迎えました。店舗は九州地方に加えて中国地方や関東地方にもあり、2026年1月末時点では全国59店舗となっています。

2026年2月期の第3四半期までの累計は、創業100周年記念セールによって売上高がアップしたことに加えて、PB商品の売上も好調だったことなどから、営業収益は過去最高を記録しました。また、経費の増加を吸収し、前年同期比で増収かつ2ケタの増益となりました。通期の連結業績についても増収かつ2ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。

同社は、会社の経営成績と財政状態、今後の見通しなどを総合的に考えた上で、配当性向30%を目途に配当を行うことを基本方針としています。

この方針に基づいて、今期は前期比4円増となる1株あたり27円の配当を予定しています(会社予想)、なお、この配当が予定通り実施されると、2期連続の増配となります。

大阪万博のパビリオンなど多数手がける【乃村工藝社】

■銘柄名(コード):乃村工藝社(9716)
■決算月:2月(中間決算:8月)
■株価:1400円(1/27終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):42円(期末42円、中間0円)
■予想配当利回り:3.00%
■株主優待:なし
■連続増配:2期(実績)

商業施設やホテル、企業のPR施設、博覧会など、さまざまな空間の総合プロデュースを手がける「空間創造のプロフェッショナル」が「 乃村工藝社 」です。

例えば、2025年の大阪・関西万博では「パナソニックグループパビリオリン」や「住友館」「日本館」「マレーシアパビリオン」など25以上のパビリオン・出展ブースを含む、全50以上のプロジェクトに関わりました。

2026年2月期は、第3四半期決算発表のタイミングで、通期の連結業績の見込みを売上・各利益ともに上方修正しました。修正の理由は、前述の通り大阪・関西万博で多数の施設の空間づくりに携わったことに加えて、インバウンド需要の継続を背景に海外ブランドの店舗を手がける専門店市場などで売上が堅調に推移しているためです。修正後の連結業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいて、売上高・利益ともに過去最高を更新する見通しです(いずれも会社予想)。

また、業績の上方修正に伴い今期の配当金額も引き上げました。上方修正後の配当は、前期比10円増となる1株あたり42円を予定しています(会社予想)。なお、同社の配当方針は、連結当期純利益と事業基盤の強化、将来の事業展開などを考慮した上で、DOE6.0%以上とすることを目指しています。いかがでしたか? 配当金に目を向けると、値上がり益とはひと味違う株式投資の魅力が見えてくるはず。“とらぬ狸の皮算用”ではないですが、「この銘柄を保有していたら、どのくらい配当がもらえるかな?」と考えてみるのもおすすめですよ。

配当の内容は2026年1月27日現在の情報を記載しております。本コンテンツ作成後に変更されている場合がありますので、最新の情報については、皆様ご自身でのご確認をお願いいたします。
次回は3/13(金)配信予定です。