7月の株主優待は約45銘柄と数こそ少なめですが、外食や買い物がお得になる優待券がもらえる銘柄を中心に、魅力的な銘柄が揃っています。その中から、「鳥貴族」でお馴染みの「エターナルホスピタリティグループ」、好きな靴が一足もらえる「ダブルエー」、年間4000円分の「QUOカード」がもらえる「ジェイック」など、とっておきの7銘柄を紹介します!
※日興フロッギーで購入して優待をもらう場合には、保有する株式が7月27日(月)までに単元株以上になるよう購入してください。
※現時点では、NISA口座で買付したキンカブは同一年内に単元株数に達した場合のみ、単元株に振り替えられます。複数年にまたがった買付けで単元株数に達した場合は、振り替えは行われず、従って株主優待を受け取ることはできません。
※単元未満株の優待(端株優待)であっても、日興フロッギーでは単元株数以上保有していないと優待はもらえません。
【拡充】抽選で最高5万円の食事券【あさくま】

■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:61万8000円(6/26終値6180円×100株)
■配当金額(会社予想):0円
■予想配当利回り:0%
愛知県を中心に、東海、関東などで「ステーキのあさくま」などを展開している「 あさくま 」。店舗数は直営・FCあわせて82店舗です(2026年4月30日時点)。
2027年1月期の第1四半期は、「ステーキのあさくま」の既存店売上高が好調に推移し、前年同期比では2ケタの増収ながら2ケタの減益となりました。減益理由は、新規出店に伴う先行費用に加えて、前年同期に法人税等還付税額を計上した影響によるものとしています。
また、通期の業績については2ケタの増収増益を見込んでいます(会社予想)。
優待内容は、7月と1月で異なり、7月は100株以上の保有者を対象とした抽選式の優待となります。
抽選式の優待でもっとも価格の高い商品は、食事券なんと5万円分! 他にも「あさくまおせち」3万円相当や1万円分の食事券などが、合計1300名に当たります。抽選に外れた人も食事券がもらえるので、ご安心を。
今回7月の株主優待では、株主への日頃の感謝の意を込めて、抽選に外れた株主全員がもらえる食事券を、3000円分⇒4000円分に拡充しています。
なお、7月31日(金)を基準日に1:2の株式分割を予定しています。分割後となる来年1月の優待は、100株以上で2000円分、200株以上で4000円分の食事券がもらえます。
食事券は、「ステーキのあさくま」をはじめとするグループ各店や、グループの通販サイト「あさくまファーム」でも使えますよ!
那須高原で遊びたい人は注目!【日本駐車場開発】

■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:12万3000円(6/26終値246円×500株)
■配当金額(会社予想):9円
■予想配当利回り:3.65%
国内外で、計1680物件(2026年4月末時点)の駐車場を運営している「 日本駐車場開発 」。駐車場事業の他、傘下のグループ会社を通じて、スキー場事業やテーマパーク事業も展開しています。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間は、駐車場事業とテーマパーク事業で売上高と営業利益がいずれも過去最高、スキー場事業でも売上高は過去最高を更新。その結果、前年同期比では増収かつ2ケタの増益を達成しました。
通期の連結業績については、2ケタの増収増益を見込んでいて、前期比1円の増配も予定しています(いずれも会社予想)。
同社の株主優待は多岐にわたり、駐車場やスキー場、テーマパークの割引券や無料券がもらえます。
例えば、500株を保有している場合は、同社の時間貸駐車場1日料金30%割引券が3枚、日本スキー場開発が運営するリフト及びアクティビティ割引券が3枚、那須ハイランドパーク入園料無料券・那須の森空中アスレチックNOZARU割引券・那須高原りんどう湖ファミリー牧場入園料無料券・那須高原りんどう湖ファミリー牧場Mekke!マルシェ10%割引券が各1枚です。なお、テーマパークの入園無料券は1枚で4名まで利用可能です。
また、保有株数が増えると、割引券や入園無料券の枚数が増えるほか、1000株以上では那須にある宿泊施設「TOWAピュアコテージ」の平日限定無料宿泊券(先着順)や、「TOWAピュアコテージ」の平日貸別荘素泊まり宿泊50%割引券(先着順)などももらえます。
優待でコテージに泊まれるのはうれしいですね。まずは、自分にとっておトクかどうか、優待内容をよく確認してみるのがおすすめですよ!
100株は図書カード、300株以上は地域特産品【稲葉製作所】

■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:17万5400円(6/26終値1754円×100株)
■配当金額(会社予想):44円
■予想配当利回り:2.50%
1940年の創業以来、物置とオフィス家具の分野でさまざまな製品を作り出してきた「 稲葉製作所 」。物置の上に大勢の人が乗っても大丈夫という、「イナバ物置」のCMでもおなじみです。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間は、鋼製物置事業では物価上昇の影響で個人消費が伸び悩み需要は弱含み。その一方で、オフィス家具事業では新しい働き方に対応するオフィスの移転・リニューアル需要が増加。この結果、前年同期比ではわずかに減収ながらも、2ケタの増益を達成しました。
なお、通期の連結業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいて、前期比2円の増配も予定しています(いずれも会社予想)。
株主優待は1月と7月で異なっています。7月は、100株以上で1000円分の図書カード、300株以上で3000円相当の地域特産品または図書カードから1つ選択できます。また、1月は1000株以上で1000円分の図書カードです。
地域特産品は、同社と関わりの深い都道府県から毎年選ばれています。昨年は大阪営業所のある大阪府と兵庫県で、選択肢は「元祖たこ焼き」や「タレ漬けハラミ」など全7種類でした。今年はどの地域になるのか楽しみですね。
過去の地域一覧は、公式サイトの株主優待のページで確認できますよ。
お好みの靴を一足どうぞ【ダブルエー】
■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:14万2200円(6/26終値1422円×100株)
■配当金額(会社予想):17円
■予想配当利回り:1.19%
「いつでも想像以上に 満足のできる商品・サービスを提供する」という理念のもと、婦人靴と婦人服の企画・販売を手がけている「 ダブルエー 」。
連結子会社の「卑弥呼」も合わせた店舗数は、実店舗が国内外に201店舗、オンライン店舗が国内外で40店舗です(いずれも2026年4月30日時点)。
2027年1月期の第1四半期は、オンライン販売は好調だったものの、販促実施方法を見直ししたことで店舗売上高が一時的に減少。前年同期比では1ケタの減収となりました。また、テレビCMの費用を先行投資として計上したことなどから、利益は2億7700万円の純損失となりました。
ただし、今期は売上高・利益共に下期偏重を計画しているとして、通期の連結業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。
優待内容は、100株以上で「ORiental TRaffic」のオンラインストアで好きな商品(洋服を除く、靴・バッグ・シューケア商品など)1点と交換できる無料券が1枚です。金額の上限はありません。
さらに600株以上の場合は、100株以上の優待に加えて「卑弥呼」の公式オンラインショップで使える靴一足の無料券1枚ももらえます。なお、対象ブランドは「卑弥呼」と「NICAL」で、税込定価4万円以内の商品に限ります。
なんでも1点と引き換えられる無料券、どんな商品と交換するか、考えるのも楽しいですね。
優待券利用なら送料が無料に【ティーライフ】
■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:11万5300円(6/26終値1153円×100株)
■配当金額(会社予想):30円
■予想配当利回り:2.60%
健康や美容、生活に関わる商品を提供している「 ティーライフ 」。
健康茶やサプリメント、生活雑貨などを扱うウェルネス事業の他、自社物流に加えて他社の出荷代行も行うロジスティクス事業を展開しています。
2026年7月期は、第3四半期決算発表のタイミングで、業績予想の下方修正を発表。ロジスティクス事業は好調だったものの、ウェルネス事業の売上高が減少し、原材料費や配送費の増加と米国市場への先行投資負担によって各利益も減少したことが理由です。さらに、固定資産の減損による特別損失も計上し、来期以降の収益構造の改善を目指すとしています。
修正後の通期の連結業績は、1ケタの減収、2ケタの減益の見込みです(会社予想)。
優待内容は、100株以上で1000円分、500株以上で2000円分、1000株以上で3000円分の優待券です。
優待券は、株主専用の優待特選商品に使える他、カタログや自社WEBサイトに掲載された商品の購入にも利用可能です。
前回1月の場合、優待特選商品はルイボスティーや緑茶、ほし黒豆など、寄付を含めて7種類の商品が用意されていました。
優待券を利用すると、送料がかからないのもうれしいですね。
【拡充】1年以上の継続保有で5%割引優待券も!【エターナルホスピタリティグループ】
■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:26万9400円(6/26終値2694円×100株)
■配当金額(会社予想):46円
■予想配当利回り:1.70%
2024年5月に「鳥貴族ホールディングス」から社名を変更した「 エターナルホスピタリティグループ 」。
「Global YAKITORI Family」をビジョンとして掲げ、傘下の事業会社を通じて「鳥貴族」や「やきとり大吉」などの外食企業を、国内外で展開しています。2026年5月末時点のグループ店舗数は、国内が1150店舗、海外が28店舗です。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間は、創業当時の看板メニューや過去に人気があったメニューの復刻、「トリキの福袋」の販売といった施策による顧客体験価値の向上に取り組みました。その結果、前年同期比で2ケタの増収増益を達成しています。
通期の連結業績についても、同様に2ケタの増収増益を見込んでいます(会社予想)。
株主優待は、100株以上で1000円分、300株以上で3000円分、500株以上で5000円分の食事優待券が、7月と1月の年2回もらえます。さらに、今回から優待内容を拡充していて、7月のみではありますが、100株以上を1年以上継続保有すると5%割引券が4枚追加されます。
食事優待券は、日本国内の「鳥貴族」と「鳥貴バーガー」の全店で利用可(「鳥貴族 〇〇家」「やきとり大吉」を除く)。全品税込390円均一で、お通し代が不要なのもうれしいですね。
なお、7月31日(金)を基準日として1:2の株式分割を行う予定です。これに伴い2027年1月末からは一部の優待内容が変更になります。
年間4000円分のQUOカード!【ジェイック】
■優待権利月:1月/7月(年2回)
■最低投資金額:22万500円(6/26終値2205円×100株)
■配当金額(会社予想):55円
■予想配当利回り:2.49%
企業にとって重要な「人」と「組織」の課題を、教育研修と採用・就職支援という2つの手法で解決を図る「 ジェイック 」。
具体的には、教育研修として企業のニーズに合った独自の研修を提供するHuman Growth Business、採用支援として大学生の就職支援を行うFirst Career Business、フリーター・第二新卒向け支援のNew Career Businessなどの事業を展開しています。
2027年1月期の第1四半期は、Human Growth Business、First Career Businessの好調などにより、第1四半期としては初の売上高10億円を突破。この結果、前年同期比では1ケタの増収となったものの、求職者を集めるための販売促進費が増加し営業損失となりました。なお、営業外損失の減少などから、純損失は前年同期の8600万円の赤字⇒5900万円の赤字に改善しました。
なお、通期の連結業績は、2ケタの増収、1ケタの減益を見込んでいます(会社予想)。
優待内容は、100株以上で一律2000円分のQUOカードがもらえます。7月と1月の年2回実施なので、年間ではなんと4000円分に!
QUOカードは、大手コンビニや書店、一部のファミレスやドラッグストアなど、幅広いお店で使えるのがメリット。年間4000円分もあれば、かなり使い勝手がよさそうです。有効期限もないので、いつもお財布に入れておくのがおすすめですよ!
いかがでしたか? 外食や買い物、レジャーに便利な優待券が充実している7月の株主優待。今回からの優待拡充銘柄にも注目です。優待投資に興味があるのに、これまで未経験だった方も、気になる銘柄が見つかったら、この機会にぜひチャレンジしてみては?