日興フロッギー(キンカブ)では、単元未満でも保有株数に応じた配当を受け取れます。今月は、決算期が7月で配当がもらえる銘柄の中から、配当金額や利回り、業績動向にも注目して選んだ6銘柄の情報をお届けします。
※特別に記載がない場合、権利付最終日は7月29日(水)です
※キンカブの株式は当社名義のため、配当金については一旦当社が受領後にお客さまのお取引口座に入金という事務手続きを経ます。そのため、発行会社の配当金支払日より数日~数週間遅れてのご入金となります
配当性向は、その期の純利益(税引後利益)から、配当金をどのくらい支払っているかを%で表したものです。
配当性向(%)=1株あたりの配当額÷1株あたりの当期純利益×100
会社が1年間で儲けたお金からどれだけ配当金として株主に還元しているかは、配当性向を見ることでわかります。また配当性向とともに株主還元の状況を表す指標として、近年はDOE(Dividend on equity ratio)を採用する企業も増えています。
DOE(%)=配当総額÷株主資本×100
DOE(株主資本配当率)は株主資本に対して企業がどの程度、株主の配当に回したのかを示す指標ですが、純資産を分母とした純資産配当率(=配当総額÷純資産)で計算する企業もあります。
配当利回りは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。
配当利回り(%)=1株あたりの年間配当金額÷1株購入価額×100
配当金額が同じで購入株価が高いと配当利回りは下がり、購入株価が低いと配当利回りは上がります。
オフィス&学校の環境づくりをサポート!【内田洋行】

■決算月:7月(中間決算:1月)
■株価:1940円(6/19終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):72円(期末72円、中間0円)
■予想配当利回り:3.71%
■株主優待:なし
■連続増配:3期(実績)
昨年、創業115周年を迎えた「 内田洋行 」。
全国の学校現場でICT(情報通信技術)環境の構築などを支援する公共関連事業分野、オフィス関連家具や空間デザインなどを手がけるオフィス関連事業分野、企業向け基幹業務システムなどを扱う情報関連事業分野の3分野で事業を展開しています。
2026年7月期は、第3四半期決算発表のタイミングで、通期の連結業績の見込みを上方修正しました。学校関連で児童・生徒に1人1台の端末を整備する「GIGAスクール構想」に伴う端末の更新需要の取り込みが大きく伸びたことに加え、大手企業向けのICTソリューションの提供が拡大したことなどが理由です。
また、純利益の増加は、株式売却益の計上も寄与しています。増額修正後の通期の連結業績は、2ケタの増収増益を見込んでいます(会社予想)。
同社では、安定配当を前提に長期的な株主価値の向上を図ることを株主還元の基本方針としています。
修正後の配当は、前期比12円増配の1株あたり72円を予定しています(会社予想)。この配当が予定通り実施された場合、4期連続増配となります。
なお、同社は今年1月20日を基準日に1:5の株式分割を実施していて、前期の配当金額はこの分割を考慮した値です。
なお、同社は7月20日決算(この日が土日祝祭日の場合は、その直前の営業日になります)のため、今年の配当の権利付最終日は15日(水)です。配当獲得を目的に購入する場合は、日付を間違えないように注意してくださいね。
上場来、22期連続の増配見込み!【プラネット】
■決算月:7月(中間決算:1月)
■株価:1187円(6/19終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):44円(期末22円、中間22円)
■予想配当利回り:3.70%
■株主優待:なし
■連続増配:21期(実績)
日用品・化粧品業界のメーカーと卸売業をつなぐ「受発注データの共通インフラ」を手がける「 プラネット 」。同社は、日用品・化粧品業界のメーカー8社と独立系通信会社「インテック」が共同出資し、1985年に設立されました。
現在は、メーカーや卸売業などが商取引で使用する受発注・出荷・請求などのデータをやり取りするEDI(電子データ交換)事業と、取引先のデータを扱うデータベース事業を展開しています。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間は、EDI事業において「基幹EDIサービス」と「販売レポートサービス」の利用拡大に注力。「販売レポートサービス」の売上高は増加したものの、「基幹EDI」のデータ量については微減となり、この結果、前年同期比ではわずかに減収の一方、微増益となりました。
通期の業績は、増収増益を見込んでいます(会社予想)。
同社の株主還元の基本方針は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上のための投資や財務の安定性とのバランスを見つつ、業績も考慮した利益配分を行うというものです。加えて、減配をしない累進配当で、DOEの目安は4.5%としています。
この方針に基づき、今期は1株あたり44円の配当を予定しています(会社予想)。この配当が予定通り実施された場合、なんと上場来22期連続の増配となります。
実店舗とECをつなぐデジタル化で成長、9期連続増配見込み【アイル】
■決算月:7月(中間決算:1月)
■株価:2186円(6/19終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):66円(期末34円、中間32円)
■予想配当利回り:3.01%
■株主優待:なし
■連続増配:8期(実績)
システムソリューション事業とWebソリューション事業を展開する「 アイル 」。
オフィスや実店舗などのリアルな基幹システムとECやオンライン受発注などのWEBシステム、バックオフィスとバックヤードそれぞれの管理システムを有機的に組み合わせることで相乗効果を生み出すという、独自のビジネス支援モデルを提供しています。リアルとWEBの両方を扱うことで、他社には難しい全体最適を見据えた提案ができることが強みです。
2026年7月期第3四半期までの累計期間は、主力のシステムソリューション事業では、大型案件が安定的に進捗し、サーバーの納期遅延の影響をソフト関連の売上でカバーしたことでセグメントの売上高・営業利益ともに2ケタ成長を達成。さらに、Webソリューション事業でも継続的に新規案件を獲得し、全体としては前年同期比で2ケタの増収増益を達成しました。
通期の連結業績については、増収かつ2ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。
同社では、配当性向35%以上を配当の目安としていて、今期は前期に続いてDOE10%以上も目指すとしています。
この計画に基づいて、今期は前期比16円増となる1株あたり66円(期末34円、中間32円)の配当を予定しています(会社予想)。なお、この配当が予定通りに実施されると、9期連続での増配となります。
ふるさと納税の「ふるなび」を運営!【アイモバイル】
■決算月:7月(中間決算:1月)
■株価:492円(6/19終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):27円(期末27円、中間0円)
■予想配当利回り:5.48%
■株主優待:なし
■連続増配:3期(実績)
ふるさと納税のポータルサイト「ふるなび」の運営などを手がけるコンシューマ事業と、広告配信プラットフォームの開発・提供を行うインターネット広告事業の2事業をメインで展開している「 アイモバイル 」。
他に、マーケティングとテクノロジーによって脱炭素社会の実現を目指すグリーンエネルギー事業にも取り組んでいます。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間は、主力のコンシューマ事業で「ふるなび」の売上高が増加した一方、販売促進費の増加でセグメント利益は減益となりました。また、インターネット広告事業では、アドネットワーク分野での広告需要の減少が影響しました。
これらの結果、前年同期比では1ケタの増収、2ケタの減益となりました。なお、通期の連結業績は増収増益を見込んでいます(会社予想)。
同社では、成長の原資を確保しつつ、業績や財務なども総合的に考えた上で機動的な株主還元を実施するとしています。具体的には、2027年7月期までの配当性向は50%が目安です。さらに、状況に応じて自己株式の取得も行う方針です。
この方針に基づいて、2026年7月期は前期比1円増となる1株あたり27円の配当を予定しています(会社予想)。
電気やガスを中小企業などに販売【アースインフィニティ】
■決算月:7月(中間決算:1月)
■株価:74円(6/19終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):2.60円(期末1.30円、中間1.30円)
■予想配当利回り:3.51%
■株主優待:なし
■連続増配:3期(実績)
2002年に、電気工事業として会社を設立された「 アースインフィニティ 」。
2016年4月の小売電力自由化以降は、電気やガスの小売販売を行うエネルギー事業を展開し、中小企業などの電気料金削減に貢献しています。同じく、電気料金の削減を可能にする電子ブレーカーの製造・販売を行う電子機器事業も展開しています。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間は、主力のエネルギー事業で、これまで取り組んできた代理店の活用による販売体制強化により顧客基盤の拡大が進み、継続的な収益を確保できる体制が整ってきました。また、電子機器事業では新規案件の獲得が収益に寄与。
これらの結果、前年同期比で増収増益となり、四半期純利益は2ケタの増益を実現し、第3四半期としては過去最高となりました。通期の連結業績については、2ケタの増収増益を見込んでいます(会社予想)。
同社では、成長に連動した継続的かつ安定的な株主還元を基本としていて、配当性向50%を目安としています。
また、今期から中間配当を開始していて、今期は前期比0.5円の増配となる1株あたり2.6円の配当を予定しています(会社予想)。なお、この配当が予定通り実施されると、4期連続の増配となります。
4月と10月には株主優待も!【明豊エンタープライズ】
■決算月:7月(中間決算:1月)
■株価:434円(6/19終値)
■1株あたりの年間配当金額(会社予想):13円(期末6.5円、中間6.5円)
■予想配当利回り:2.99%
■株主優待:あり
■連続増配:3期(実績)
東京23区内でも、特に立地のよい城南・城西地区を中心に、賃貸用マンションなどの不動産物件を販売する「 明豊エンタープライズ 」。
自社グループ内で、土地の取得から開発、設計・建設、入居者管理、アフターサービスなどを一貫して提供できる体制が強みです。
2026年7月期の第3四半期までの累計期間では、不動産開発事業において主要ブランドの『EL FARO』『MIJAS』23棟の引き渡しを行なったほか、新ブランド『LOS ARCOS』も1棟引き渡しました。また、建設事業においても安定的に竣工を重ね外部受注も増加。これらの結果、前年同期比では2ケタの増収増益を達成しました。
通期の連結業績については、2ケタの増収、1ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。
同社では、株主への利益還元と継続的な成長に必要な内部留保の充実を考慮した上で、累進配当を行うことを配当の基本方針としています。
これに基づき、今期は前期比1円増の1株あたり13円(期末6.5円、中間6.5円)の配当を予定しています(会社予想)。
また、4月と10月には株主優待もあり、1000株以上の保有で、複数の金券類の中から好みのものを選択できるデジタルギフト8000円分がもらえます。1000株以上なのでややハードルは高めですが、配当と優待で年4回も楽しめますよ!

いかがでしたか? 配当金には、値上がり益とはひと味違った株式投資の魅力があります。“とらぬ狸の皮算用”ではありませんが、「この銘柄を保有していたら、配当はいくらになるのかな?」と考えてみるのも楽しいですよ!