投資や資産形成をもっと楽しくするためにピッタリの書籍を、4回にわたってご紹介する本連載。今回は、配当太郎さんの「仕事をやめるまでに年間120万円の配当金を手に入れる最強の株式投資」です。第1回目の今回は、配当株投資の「魅力」と「威力」についてご紹介します。[PR]
配当株投資の圧倒的な「威力」とは何か?
配当株投資は、企業の株を買って持ち続け、無理のない範囲で持ち株数を増やしていくことで、受け取る配当金を増やすというシンプルな投資法ですが、そのポテンシャルには圧倒的な威力があります。
①働かなくても、安定的な現金収入が得られる
②企業が利益を生み続ける限り、継続的に配当金が得られる
③企業の利益が増えれば、配当金も増える
④配当金を再投資すれば、さらに配当金が増える
⑤株を売らなければ、継続的に配当金が手に入る
本書で初めて配当株投資の存在を知った人であれば、「株式投資の世界に、そんな旨い話があるのか!?」と思うかもしれませんが、こうした強みを持っていることが、私が配当株投資を多くの人にお伝えしている一番の理由です。
配当株投資の基本的な進め方は、「この企業がダメになったら、日本経済も終わりだな」と思えるような日本を代表する大手企業や、業績が安定していて、株主還元にも積極的な企業の株を買って、長く持ち続けることです。
株を持っていれば、その持ち株数に応じて、企業が利益の中から配当金の形で利益を還元してくれます。
企業が安定的に利益を生み出し続けている限り、継続して配当金が入ってきます。
私は辛抱強く株を持ち続ける意志を「ゴリラ握力」と称しています。
「稼ぐ力」、「安定感」、「実績」の三拍子が揃った企業の株を買い続けて、ゴリラのような強いチカラで握りしめていれば、配当金は雪ダルマ式に成長することになるのです。
大きな雪ダルマも、最初は小さな雪の玉から始まります。
ゴルフボールのような小さな雪玉をコロコロと転がすような気持ちで、地道に持ち株数を増やしていけば、仕事をやめるまでに年間120万円という立派な「配当金ダルマ」を作り上げることができます。
生涯投資枠(うち成長投資枠)の1200万円を埋めて「株のかたまり」を作る
新NISAの「無期限で非課税」という最大のメリットを活かして配当株投資を始める場合には、生涯投資枠(うち成長投資枠)の1200万円を埋めることが最初の目標となります。
資金的に余裕がある人であれば、年間非課税枠の240万円をフルに使って最短5年で埋めることが可能ですが、自分の生活を犠牲にしてまで無理や我慢をする必要はまったくありません。
会社を定年退職するまでに時間的な余裕のある人や、資金的に無理ができない状況にある人は、投資額が1200万円に到達するまでの期間を計算して、自分のライフスタイルに見合った毎年の投資額でスタートすることが大切です。
生涯投資枠(うち成長投資枠)の1200万円を埋めることを目標とする理由は、配当株の「かたまり」を作って、配当株投資の強みである複利効果を最大化させることにあります。
複利効果とは、得られた利益を元本に組み入れることで、利益が利益を生み出して、雪だるま式に資産が増えていく仕組みを指します。
銀行預金で例えるならば、単利の場合は「元本」に対して利息がつくだけですが、複利であれば「元本+利息」の合計額に対して利息がつくため、効率よく資産を増やすことができるのです。
配当株投資で複利効果を生み出すためには、得られた配当金を再投資して、持ち株数を増やすことが基本的なアプローチとなります。
持ち株数を増やして、株のかたまりを作れば、「配当に対する配当」がプラスされることで、次の配当金を増やすことができます。
新NISAを使えば、通常20.315%の税金が非課税となるため、再投資に回せる金額が増えることで、複利効果の最大化を図ることができるのです。
複利効果というのは、短期間では実感しにくいものですが、10年くらい経つと、その効果をリアルに理解することになります。10年後や20年後に過去を振り返った際、多くの人が「もっと買っておけばよかった」と後悔するのは、複利効果を理解していないことが原因といえます。
配当株投資で資産形成を図るためには、「いかに早く目標を達成するか」にプラスして「いかに長く株を持ち続けるか」が大事なポイントとなります。

