5つのステップで配当金年間120万円を目指そう

投資がもっと楽しくなる!日興フロッギー選書/ クロスメディア・パブリッシング 、 配当太郎

投資や資産形成をもっと楽しくするためにピッタリの書籍を、4回にわたってご紹介する本連載。今回は、配当太郎さんの「仕事をやめるまでに年間120万円の配当金を手に入れる最強の株式投資」です。第2回目は、配当金が「年間120万円」に達するまでの5つのステップをご紹介します。[PR]

配当金が「年間120万円」に達するまでの5つのステップ

ここからは、新NISAを上手に活用して、年間120万円の配当金を手に入れるまでのプロセスを5つのステップに分け、各段階の投資マインドの変化やモチベーションの保ち方をお伝えします。

本書でこれまでに紹介してきた知識やノウハウを総動員して、前向きな気持ちで取り組めば、誰にでも目標を達成できる日がやってきます。

焦らず、諦めず、地道に歩みを進めることが最重要ポイントとなります。

ステップ①

年間配当金3万円までは「停滞感」との闘い

配当株投資の道のりは、雪ダルマを作るプロセスと似ています。

最初は思うように雪玉が大きくならず、途中で諦めたくなることもありますが、ある程度のサイズに達すると、一気に成長が加速化して、立派な雪ダルマが出現することになります。

年間配当金が3万円に到達するまでが、配当株投資の最初の関門となります。

このゾーンに達するためには、100万円程度の投資額が必要です。

「100万円も注ぎ込んで、配当金はわずか3万円程度」という現実に直面すると、「このまま続ける意味があるのだろうか?」という思いを抱くことになります。

こうした停滞感を乗り越えるためには、目先の金額ばかりに目を向けるのではなく、将来的に配当金が積み上がっていくイメージを持って、モチベーションを維持することが大切です。

ステップ②

年間配当金12万円前後が精神的に最も辛い

配当金が年間12万円に到達するためには、300万円から400万円くらいは必要になります。

給料の中から毎月2万円を投資に回したら、年間24万円の株が購入できます。

夏と冬のボーナスで各5万円の投資ができれば、年間の投資額は34万円となり、それを10年続けることによって、ようやくこのゾーンに入ります。

ここまでが、配当株投資の第2の関門といえます。

金銭的に余裕があり、毎月10万円ペースで投資できる人であれば、わずか3年足らずで第2ステップを突破できますが、多くの人にとっては、10年くらいの覚悟を持って、地道に歩みを進めることになります。

目標達成までの道のりは依然として長く、配当金が増えるスピードもなかなか上がらないため、この期間が最も時間もかかり、精神的にも辛いフェーズといえます。

投資総額が1000万円に達するまでは、企業による増配よりも、自己資金による追加投資の方が資産増加に与えるインパクトが大きい局面です。

投資効率を重視するのであれば、目安となる1000万円に到達するまでは、ひたすら再投資を繰り返す必要があります。

定年退職までの期間が短いなど、時間的な猶予がない人であれば、資産形成の遅れに焦りを感じることになると思いますが、ここが踏ん張りどころです。

いくら焦燥感に駆られても、状況が好転することはありませんから、気持ちを強く持って、最善を尽くす姿勢が求められます。

ステップ③

年間配当金が50万円に達すると「増配」が威力を発揮

配当金の積み上げには段階があり、第2関門を駆け抜けて、年間の配当金が30万円を超えると、資産成長の加速度が増し始め、年間配当金が50万円に達すると、企業による増配の威力が大きく発揮されるステージに入ります。

年間50万円の配当金を得るには、利回り3%で約1667万円、利回り4%で計算すると約1250万円の投資が必要ですが、投資金額が1000万円を超えると、いよいよ「3つのエンジン」を稼働させるゾーンに入ります。

企業による「増配」、配当金からの「再投資」、給料などの労働収入からの「追加投資」を使い分けることが可能になって、配当金ダルマの成長速度が加速化します。

年間50万円の配当金まで到達すれば、3つのエンジンを稼働させることで、年間100万円のゾーンが視界に入ってきます。

すでにゴールフラッグは見え始めていますから、エンジン全開で突き進むことが肝心です。

ステップ④

年間100万円になると「配当金ダルマ」が自転を開始

配当金が年間100万円の規模に達すると、3つのエンジンの働きによって「複利効果」を享受できる局面に入り、「お金がお金を生む仕組み」が出来上がって、配当金ダルマがコロコロと自転を始めます。

配当株投資の醍醐味を満喫できるのは、まさにこのゾーンに達してからです。

株を所有している企業が10%の増配を実施すれば、それだけで配当金は10万円も上積みされ、20%の増配があれば一気に目標に到達します。

ここまでたどり着けると、配当金の再投資と追加資金による買い増しを組み合わせることで、1年から2年くらいで年間120万円という目標に手が届きますが、まだ油断は禁物です。

アクセル全開で3つのエンジンをフル稼働させて、一気にゴールを目指す姿勢を崩さないことが肝心です。

ステップ⑤

年間配当金120万円の目標を達成

配当金が年間100万円の領域に達すると、企業による増配や配当金からの再投資を繰り返すことで、待ちに待った目標達成の日がやってきます。

人によって財政事情が異なるため、目標に到達するまでの期間には個人差がありますが、必要以上に焦る必要はありません。

早く目標を達成するために、日常生活を犠牲にするくらいならば、年間配当金の目標額を半分の60万円に下げるという選択肢もあります。

1カ月あたり5万円の「自分年金」を作るだけでも、十分に将来の生活の支えになると思います。

配当株投資で大事なのは、途中で挫折してリタイアしないことと、年齢に関係なく、できるだけ早くスタートを切ることです。

時間的な余裕を作ることは、気持ちの余裕を生み出します。

焦らずにゆったりと取り組めば、目標を達成できる日が必ずやってくるのです。