魅力的な優待が、目白押し! 9月の優待14選【後編】

優待ライター厳選! 今月の株主優待/ Tomo.N 、 日興フロッギー編集部

カエル先生の一言

自社商品の詰め合わせに、買い物や外食がお得になる優待券、欲しい品がもらえるカタログギフトなど、バラエティに富んだ優待が約470銘柄も揃う9月。【後編】では、今回のみの記念優待が楽しい「学研ホールディングス」やカタログギフトの定番「日本管財ホールディングス」など、押さえておきたい7銘柄の情報をお届けします!

※特別に記載がない場合、業績に記載の利益は純利益のことを指しています。また、権利付最終日は9月28日(月)です。
※日興フロッギーで購入して優待をもらう場合には、保有する株式が9月24日(木)までに単元株以上になるよう購入してください。
※現時点では、NISA口座で買付したキンカブは同一年内に単元株数に達した場合のみ、単元株に振り替えられます。複数年にまたがった買付けで単元株数に達した場合は、振り替えは行われず、従って株主優待を受け取ることはできません。
※単元未満株の優待(端株優待)であっても、日興フロッギーでは単元株数以上保有していないと優待はもらえません。

【記念優待】継続保有ナシで優待獲得のチャンス!【学研HD】

■銘柄名(コード):学研HD(9470)
■優待権利月:9月
■最低投資金額:10万4400円(8/14終値1044円×100株)
■配当金額(会社予想):29円
■予想配当利回り:2.78%

傘下の事業会社を通じて、教育・塾事業、出版・コンテンツサービス事業などの教育分野、高齢者住宅事業などの医療福祉分野で事業を展開している「 学研HD 」。

2026年9月の第3四半期までの累計期間は、保育事業の拡大やベトナムの連結子会社の連結寄与期間の拡大などにより前年同期比で増収、営業利益・経常利益共に2ケタ増益となりましたが、純利益については前期第1四半期に計上した特別利益の反動減などで減益となっています。

通期の連結業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいて、前期比3円の増配も予定しています(いずれも会社予想)。

今回は、通常の株主優待に加えて、創業80周年を記念した優待を実施します。
「学び応援」と名付けられた記念優待の内容は、学びや知的好奇心を応援する5000円相当の自社グループ商品セット。図鑑セットや『大人の科学』セットなどの中から1つを選ぶことができます。

ただし、優待の対象となる株主は、①2026年3月末の株主名簿には記載がなく、2026年9月末の株主名簿に名前が記載された100株以上の新規株主、②2026年3月末と9月末の株主名簿に記載されていて、3月末と比較して、保有株数が100株以上増加した買い増し株主、いずれかの条件を満たしている必要があります。

一方、通常優待は、1年以上の継続保有が条件で、100株以上で1000ポイント、500株以上で5000ポイント、1000株以上で1万ポイントがもらえます(1ポイント=1円相当)。

ポイントは、自社グループの通販サイトや塾講習などで割引クーポンとして利用できる他、自社の人気商品セットとの交換なども可能。

さらに、100株以上を3年以上継続保有していて、500株以上を保有する株主を対象として長期保有ポイントが追加されます。条件を満たせば、記念優待と通常優待を両方ゲットできちゃいます!

回転寿司に、居酒屋、ステーキも!【カッパ・クリエイト】

■銘柄名(コード):カッパ・クリエイト(7421)
■優待権利月:3月/9月(年2回)
■最低投資金額:15万7000円(8/14終値1570円×100株)
■配当金額(会社予想):未定
■予想配当利回り:ー

コロワイドグループ傘下で、東北から九州まで、全国で回転寿司の「かっぱ寿司」を展開している「 カッパ・クリエイト 」。2026年6月末時点の店舗数は、300店舗です。また、食料品の加工・販売を行うデリカ事業も手がけています。

2027年3月期の第1四半期は、主力の回転寿司事業で既存店の競争力向上のための施策や、相乗効果を狙った回転寿司事業とデリカ事業の連携などに取り組みましたが、前年同期比では減収となり、かつ7億6500万円の純損失を計上しました。

通期の連結業績については増収、黒字転換を見込んでいます。純利益の見込み金額は9億3600万円です。なお、配当については現時点では未定としています(いずれも会社予想)。

優待内容は、同じコロワイドグループ傘下の各外食業態で利用できる優待ポイント。100株以上で3000ポイント、1000株以上で6000ポイント、2000株以上で1万2000ポイントが、3月と9月の年2回もらえます(1ポイント=1円分)。

「かっぱ寿司」だけでなく、「いろはにほへと」や「ラパウザ」「ステーキ宮」などさまざまな外食店で使えるのが魅力です(一部利用できない業態・店舗あり)。

また、店舗が近くにない場合など、希望すれば優待ポイントを日本各地の特選品と引き換えることも可能です。

年2回の実施がうれしいカタログギフト【日本管財HD】

■銘柄名(コード):日本管財HD(9347)
■優待権利月:3月/9月(年2回)
■最低投資金額:28万5300円(8/14終値2853円×100株)
■配当金額(会社予想):60円
■予想配当利回り:2.10%

2023年4月に、「日本管財」の親会社として設立された「 日本管財HD 」。

傘下の事業会社では、ビル管理業務や保安警備を行う建物管理運営事業のほか、マンション・公営住宅の管理を手がける住宅管理運営事業、上下水道処理施設など公共施設を管理する環境施設管理事業などを展開しています。

2027年3月期の第1四半期、売上高は主力の建物管理運営事業で既存管理物件の契約更改と工事関連業務の受注が順調に推移し、利益に関しても料金改定や作業効率の見直しなどで人件費の上昇をカバーできたことから、前年同期比では増収かつ2ケタの増益を達成しました。

通期の連結業績は増収増益を見込んでいて、前期比3円の増配も予定しています(いずれも会社予想)。

株主優待は、100株以上で2000円相当のカタログギフトです。

前回のカタログには、グルメアイテムをはじめ、スイーツやキッチンウェア、生活雑貨などバラエティに富んだ約60品が掲載されていました。9月と3月の年2回実施されるのも魅力的ですね!

さらに長期保有優遇制度もあり、3年以上の継続保有ならカタログギフトの内容が3000円相当にグレードアップします!

あると便利な冷凍の骨なし魚をどうぞ!【大冷】

■銘柄名(コード):大冷(2883)
■優待権利月:9月(年1回)
■最低投資金額:20万200円(8/14終値2002円×100株)
■配当金額(会社予想):60円
■予想配当利回り:2.99%

業務用冷凍食品の企画・開発・販売を手がける「 大冷 」。

同社は「骨なし魚のパイオニア」を掲げ、2007年には「冷凍骨抜き魚身及びその加工方法」、また2009年には「凍ったまま調理できる冷凍魚の製造方法および冷凍魚」などで、複数の特許も取得しています。

2027年3月期の第1四半期は、消費者の低価格志向に応える商品や、価格競争力のあるタイ産の鶏の「楽らく匠味製品」の販売拡大に努めました。一方、利益は、粗利の低い商品の販売増加に加えて、運賃や保管料が増加した影響を受けました。

その結果、前年同期比では0.2%増とわずかながら増収になったものの、2ケタの減益となっています。なお、通期の業績は増収増益を見込んでいます(会社予想)。

株主優待は、100株以上で2500円相当の自社商品です。

優待内容は毎年少しずつ変わりますが、前回は「楽らく骨なし北海道秋さけ(5枚)」「楽らく骨なしさわら(5枚)」「ミニパックカスタードワッフル(600g)」の3種類でした。

例年、公式IRサイトでは優待品を使ったレシピも公開しています。冷凍品なので、食べたいときにいつでも使えるのが便利ですね。

【拡充】分割後の100株保有でも優待がもらえる!【サンリオ】

■銘柄名(コード):サンリオ(8136)
■優待権利月:3月/9月(年2回)
■最低投資金額:12万8250円(8/14終値1282.5円×100株)
■配当金額(会社予想):16円
■予想配当利回り:1.25%

「ハローキティ」をはじめとするキャラクターを活用して、物販やロイヤリティビジネス、テーマパーク運営などを手がけている「 サンリオ 」。

3月末を基準日として1:5の株式分割を行いましたが、分割後の100株保有でもテーマパーク共通優待券をもらえるため、100株については優待拡充となっています。

2027年3月期の第1四半期は、キャラクター人気の拡大などを背景に、日本をはじめ、アジア、米州、欧州のいずれのセグメントも売上高が増加。連結売上高と営業利益は第1四半期としては過去最高を更新し、前年同期比では2ケタの増収、1ケタの増益を達成しました。

通期の連結業績は2ケタの増収増益を見込んでいて、前期比実質2.2円(株式分割を考慮した金額)の増配も予定しています(いずれも会社予想)。

株主優待は①テーマパーク共通優待券と②1000円分の株主優待券の2本立てで、9月と3月の年2回実施です。優待券はどちらも今回から電子化されています。

今回からは、100株以上では①1枚(株主優待券はナシ)、500株以上で①1枚②1枚、1500株以上で①3枚②1枚、7500株以上で①6枚②1枚、1万5000株以上で①9枚②2枚、3万株以上で①12枚②2枚がもらえます。

テーマパーク共通優待券は、「サンリオピューロランド」と「ハーモニーランド」で利用可能です。

株主優待券は、「サンリオショップ」や「Sanrio+」などで使うことができます。さらに、1500株以上を3年以上、継続して保有した場合は、3月のみ株数に応じて株主限定グッズなどの特典が受けられます。

優待券だけで買い物OK!【ケーズHD】

■銘柄名(コード):ケーズHD(8282)
■優待権利月:3月/9月(年2回)
■最低投資金額:19万1950円(8/14終値1919.5円×100株)
■配当金額(会社予想):48円
■予想配当利回り:2.50%

茨城県発祥で、現在は北海道から九州まで店舗を展開している家電量販店の「 ケーズHD 」。2026年6月末時点では、直営552店舗、FC4店舗の計556店舗を展開しています。

2027年3月期の第1四半期は、来年4月に省エネ基準が引き上げられることで、低価格帯モデルの製造・販売ができなくなり本体価格の上昇が懸念される「エアコン2027年問題」により、価格上昇懸念から駆け込み需要が増加。さらに、サッカーワールドカップの盛り上がりでテレビの販売も好調で、これらの結果、前年同期比で2ケタの増収かつ3ケタの増益を達成しました。

また、通期の連結業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいて、前期比2円の増配も予定しています(いずれも会社予想)。

優待内容は、9月と3月の年2回。1000円分の株主優待券を、100株以上で1枚、500株以上で3枚、1000株以上で5枚、3000株以上で10枚、6000株以上で20枚、1万株以上で30枚もらえます。

株主優待券は全国のケーズデンキの店舗で金券として利用可能です。お釣りは出ませんが1000円未満の買い物にも使えます。なお、オンラインストアでは利用できないのでご注意くださいね。

さらに、長期保有優遇制度もあり、1年以上継続して保有していると、100株以上1000株未満は1枚、1000株以上は2枚、それぞれの権利月に追加されますよ。

【拡充】好きな電子マネーと交換可能!【デジタリフト】

■銘柄名(コード):デジタリフト(9244)
■優待権利月:9月
■最低投資金額:36万1500円(8/14終値1205円×300株)
■配当金額(会社予想):0円
■予想配当利回り:0.00%

マーケティングコンサルティング事業を展開する「 デジタリフト 」。

特にデジタル領域に強みを持ち、デジタル広告運用やSEO・サイト構築支援、マーケティングを自動化するMAツール導入支援などを手がけています。昨年株主優待を新設しましたが、今回から優待内容を拡充しています。

2026年9月期の第3四半期までの累計期間は、新規顧客開拓の積極的な活動を行うと同時に、既存顧客への提供価値の向上にも取り組みました。また、提供を開始した統合BIツール「LIFT Engine」による顧客への提案力強化も進めています。ただ、案件化には当初の想定以上の時間が必要で、前年同期比では減収となりました。

一方、各利益については2ケタの増益を達成しました。なお、通期の連結業績は2ケタの増収、1ケタの増益を見込んでいます(会社予想)。

今回からの優待内容は、300株以上で1万2000円分、500株以上で2万4000円分のデジタルギフトです。

デジタルギフトは、多様な交換先から自分が欲しい電子マネーなどを選べるのがメリット。同社の場合、予定されている交換先は、AmazonギフトカードやPayPayマネーライト、QUOカードPay、 dポイント、au PAYギフトカードなど全部で20種類以上。300株保有では1万2000円分ももらえて、十分に使いでがありそうですね。

いかがでしたか? 魅力あふれる優待を、前後編の2回にわたってお届けした9月の株主優待。興味があるのに優待投資はこれまで未経験だったという方も、豊富な銘柄が揃うこの機会にぜひトライしてみては?

※記事執筆時点でカッパ・クリエイト(7421)は証券金融会社の注意喚起銘柄に指定されています。
本サイトは、原則として原稿作成時点における情報に基づいて、一般口座、特定口座を前提に作成しております。現時点ではNISA口座は、同一年内に単元株数に達した場合のみ、単元株に振り替えられます。複数年にまたがった買付けで単元株数に達した場合は、振り替えは行われず、従って株主優待を受け取ることはできません。記載された価格、数値等は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。配当、配当利回りについては税引き前の数値であり、最低投資金額は手数料等を考慮していません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
優待の内容は2026年9月1日現在の情報を記載しております。本コンテンツ作成後に変更されている場合がありますので、最新の情報については、皆様ご自身でのご確認をお願いいたします。また、優待の内容は代表的な事例をもとに記事を構成しております。詳しくはそれぞれの企業のHP等でご確認ください。
次回は10/1(木)配信予定です。