みんな、どの記事から株買った? 4月の人気記事ランキング

みんな、どの記事から株買った?人気記事ランキング/ 日興フロッギー編集部

みんなが記事から買っている人気の記事を、ランキング形式でお届けする本連載。今回は、円高の進行が業績にプラスとなる企業や最新のIPO市場のトレンドを紹介した記事をご紹介します。

高配当銘柄で構成される指数を紹介した記事が1位に

4月に買われた記事では、「日経平均を配当利回りでさらに厳選 日経平均高配当株50指数」が1位にランクイン。2位は「配当性向引き上げや優待新設も! 4月の配当金銘柄6選」、3位はiPS細胞などを活用した再生医療の実用化に取り組む企業を紹介した「実用化秒読みか 「iPS細胞」関連株が上昇」がランクインしました。


注:集計期間は2025年4月1日~4月30日

円高・ドル安で企業の採算改善に期待

4位にランクインした「トランプ関税でドル安進行 「円高メリット」関連株が上昇」では、円高の進行が業績の追い風となる企業を取り上げました。

4月2日に発表されたトランプ政権の「相互関税」の詳細が想定以上に厳しい内容だったことから、世界的な景気後退に対する警戒感が拡大。また、中国が報復関税の方針を示したことで、貿易戦争の激化に対する懸念も深まりました。こうした状況から外国為替市場では急速に円高・ドル安が進み、円高の進行が業績にプラスとなる企業に買いが集まりました。

3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、2025年度に企業(全規模・全産業)が想定する為替レートは1ドル=147.06円。この水準から円高・ドル安が進むと、輸入企業は採算改善の期待が高まると見られます。

トランプ政権の動向に加えて、日米の金融政策の行方次第で今後も円高・ドル安の傾向が続く可能性はありそうです。海外から物品などを輸入し国内で販売する企業はチェックしておきたいですね。

初値の勝率が2015年以降で過去最高に!

9位にランクインした「25年1−3月のIPOどうだった? 初値上昇率トップはZenmuTech」では、2025年1−3月のIPOマーケットを振り返りました。

IPOは「Initial Public Offering」の略で、企業が初めて株式を上場し、一般の人でも自由に株式を売り買いできるようにすることを指します。2025年1−3月に上場した銘柄は17社(3月末時点。プロ市場、REIT、インフラファンドなどは除く)と少ない上場数ながらも、初値の勝率は94%と2015年以降で過去最高になりました。
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人気が高く、なかなか当選しにくいと言われるIPO投資ですが、証券口座があれば、誰でも申し込むことができます。申込時の費用も発生しないので、抽選から外れてもくじけずに、何度でもチャレンジしてみましょう!

※ZenmuTech(338A)は、記事執筆時点で金融商品取引所の増担保銘柄に指定されています。

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